時計史に名を刻み続けるBREITLING(ブライトリング)より、新作が発表されました。
今度の新作は車好きには垂涎もののコレクションだとか?
物欲を刺激する新コレクションの詳細を見ていきましょう。
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クラシックカーへのオマージュを具現化した新コレクション!
アイキャッチなカラーリングが目を惹く3本の新コレクション。
コレクション名は“トップタイム クラシックカーズ カプセルコレクション”と言います。
トップタイムと聞いてピンときた人はかなりのブライトリング好きかと思います。
まずは簡単にトップタイムの歴史をおさらいします。
トップタイムとは1962年に初めて発売されたモデルで、当時と言えば60‘S全盛期。
金曜は早めに仕事を切り上げ、オープンカーに乗り友人たちと合流し、夜通しナイトクラブでゴーゴーを踊り明かすといった時代です。
そんな時代の若者に合うようにデザインを一新し、1964年に再発売されたのが2代目トップタイム。
シンプルでありながらエレガントなラインを描き非凡な品質と精密さを備えた低価格のクロノグラフは若者に大人気となります。
初期のトップタイムは007でも着用され、ブライトリングの長い歴史の中で最も高価なヴィンテージのひとつとも言われています。
そんな歴史あるモデルのトップタイムが、今度はクラシックカーをオマージュして発売されるというのが今コレクションのポイントです。
まずは一際目立つ真紅のモデルを紹介。
モデル名にある通り、1960年代半ばのコルベットC2の鮮烈なデザインを基に作られています。
COSC公認クロノメーターのブライトリング キャリバー25と自動巻き1/8秒クロノグラフムーブメントを塔載し、パワーリザーブは約42時間あります。
タキメーター目盛りと、コントラストが際立つブラックのサブダイヤル3つを備えており、ダイヤルの12時位置には、車のロゴが配されています。
シボレーコルベットの制作者でもあるルイ・シボレーは時計製造の街ラ・ショー・ド・フォン出身のスイスのレーシングドライバーだという、時計と馴染み深い共通点もあります。
愛好家がスティングレイとも呼ぶ、コルベットC2をうまくデザインに取り入れたモデルです。
次いで2つ目が、グリーンが映えるトップタイム フォード マスタングです。
先ほどのシボレーモデルと同等のスペックを兼ね備えています。
1964年から1969年まで製造された初代フォード マスタングといえば、当時の映画にも登場し、セレブにも人気のあるアイコンでした。
ストラップにはレーシングがテーマのフォールディングクラスプ式ブラウンカーフスキンレザーストラップを採用しています。
マスタングのキーカラーでもあるグリーンとブラウンを使い、いまなお製造され愛されているマスタングを見事に体現しているのがこのモデルなのです。
最後は鮮やかなブルーとホワイトのコントラストが美しいこのモデルを紹介。
このモデルのムードボードは、アメリカを代表するレーシングカードライバーでありメーカーでもあるキャロル・シェルビーが1960年代のレース用に製作した驚異的なマシンをモチーフにしています。
ブルーにホワイトのレーシングストライプといったアイコニックな塗装と、イギリスの伝統的な車体デザインとアメリカのレーシング技術と創意工夫を組み合わせた傑作車です。
特徴としては、先ほどの2モデルよりわずかに小ぶりな40mmのケース径で、COSC公認クロノメーターのブライトリング キャリバー41、自動巻き1/4秒クロノグラフムーブメントを搭載し、パワーリザーブは約42時間です。
6時位置にあるコブラのロゴも見逃せません。
アメリカ車の文化を代表する3つのアイコンを、ブライトリングが見事にオマージュした新生トップタイム。
時計と車の垣根を超えて、多くのファンに愛される名作が誕生しました。
どれも期待を裏切らない逸品だと思いますので、気になる方はお早めにチェックされてみてはいかがでしょうか。
[問い合わせ先]
ブライトリング・ジャパン
TEL:0120-105-707
URL:https://www.breitling.com/jp-ja/
文/スタイリスト 小林 知典
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