【登山部レポート】ウエアによって登り心地は変わる! マーモット「A JACKET(エージャケット)」を着て山登り!
アウトドアは大好きだけれど、一日中食べ続けてしまうキャンプばかりでは太ってしまう。
そこで、コロナ禍での運動不足解消も兼ねて発足された「MonoMax 登山部」。
第1回は山梨にある標高2,031mの乾徳山に登頂。
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そして、第2回となる今回は長野県八ヶ岳連峰の北八ヶ岳に位置する標高2,403mの縞枯山にチャレンジ!
標高は乾徳山よりも高いものの、コースとしては前回よりもイージー。
北八ヶ岳ロープウェイで山頂駅まで登ってから登山スタートです。
草原と高山植物を満喫しながら縞枯山の山頂を目指し、ぐるり一周して山頂駅に戻る約2~3時間のコース。
メンバーは部長である編集部の平と、モノマックスではお馴染みのアウトドア系スタイリスト近澤、ライター富山という3人。
ちなみに、縞枯山は低山ハイクの部類に入り、日帰りができて体力の消耗も少ないので初心者でにもおすすめ。
とはいえ、山を舐めてはいけません。
普段着で登るのではなく、初心者からベテランまで使い勝手の良いウエア選びをしようということで、最適なウエアを紹介します。
試したのは……
ゴアテックス搭載で突然の雨も安心! オールシーズン活躍!
マーモットのジャケット
「A JACKET(エージャケット)」
¥42,900(税込)
防水性・透湿性・耐久性に優れる3層のゴアテックスを使用したジャケット。
腕や肩回りの可動をスムーズにするマーモットの独自設計を基本としながら、2021年に新たに生まれた独自パターン「FREEDOM ANGEL WING MOVEMENT(フリーダム エンジェルウィング ムーヴメント)」を採用。
腕や肩を動かしやすいだけでなく、腕を上げた時に裾がずり上がりにくい構造となっている。
また、脇にはファスナー開閉によるベンチレーションを装備。
衣服内の蒸れを素早く外気へと排出することができる。
~A JACKET(エージャケット)のココに助けられた~
その①:ゴアテックス 3L! 雨・ムレに強い!
富山 ずっと天気が良かったのに一瞬ですが雨にやられましたね。
近澤 初心者の方にお伝えしたいのは、山の天気は変わりやすいですし気温の上下も激しいのでウエアや装備はちゃんとして欲しいです。
富山 はい。ということでA JACKET(エージャケット)のゴアテックス 3Lですが、これは標高3,000mクラスでも問題のない安心できる一着ですね。
近澤 撥水でしっかり水を弾いてくれますし、土砂降りになっても水が浸透する心配もない。
富山 雨のなにが怖いかと言うと、濡れて体が冷えることですよね。透湿性能も高いゴアテックスなら内側に湿気が溜まることもないですし快適。外気がいっきに下がればムレもまた冷えの原因になりますから。
近澤 生地もしっかりしているので、岩山で多少擦れても問題なし。
富山 初心者から上級者まで長く愛用できそうです。
近澤 止水ファスナーはもうかなり認知度が高まったというか、アウトドアギア意外にも使われるようになりましたね。
富山 たしかに、街用のバッグとかにも使われていますよね。これがあればファスナーから水が侵入することもなく安心です。
~A JACKET(エージャケット)のココに助けられた~
その②:圧倒的に動きやすいパターン!
富山 低山ハイクとはいえ、岩を登るような場面もあるので腕が動きやすいかは大事です。
近澤 腕が無駄につっぱるとイライラするんですよね。
富山 A JACKET(エージャケット)のパターンは「Freedom Angel Wing Movement(フリーダム エンジェルウィング ムーヴメント)」というすごい名前が付いてますけど(笑)。簡単に言えば、腕と肩の可動域が広く、腕を大きく上げても裾がずり上がりにくい設計ということ。実際、手を伸ばす場面もスムーズでした。
富山 裾がずり上がりにくいのも大事ですよね。
近澤 そうそう、バッグの位置とかもズレてきちゃうし意識がそっちに行っちゃうんですよね。その点、A JACKET(エージャケット)は無意識にずっと着続けられる。
富山 こういう目に見えにくい機能は、「意識しないと気づかない」というのが最大の褒め言葉。「言われてみれば、全然ストレスなかった」というのが率直な感想です。
近澤 すごく良くできてる設計だと思います。
~A JACKET(エージャケット)のココに助けられた~
その③:アクセス抜群のベンチレーション
富山 脇のベンチレーションが大きく開くのもよかったです。
近澤 街でしかシェルジャケットを着たことがない人はわからないかも知れなけど、山では脇のベンチレーションって大活躍しますよね。
富山 ザックを下ろしてジャケットを脱ぎ着するのは面倒ですし、脇がガバっと開くだけで風が通りにけて涼しい。
近澤 登山に行ったらぜひ有効活用して欲しいです。
ジャケット以外も
身につけるものは快適さを追求すべし!
アウトドアウエアを日常使いするスタイルが一般化した理由のひとつに、着用した際の圧倒的なラクチンさがあげられる。
それもそのはず、山など厳しい条件の中で過ごすために生まれたアイテムは、動きやすさ、通気性、速乾性、肌触りなどすべてが計算され尽くされているのだ。
その機能性は山登りに行けばさらに体感することができる。
ここでは、アウトドアでの最大の装備品であるウエア類を紹介していこう。
マーモットのパンツ
「トレックコンフォパンツ」
¥14,300(税込)
近澤 「マーモットの定番人気といえるトレックコンフォパンツは、3シーズン着用できる万能な一本です。
縦横に伸びる4WAYストレッチ素材で動きやすく、中肉厚の生地は岩場の多いところでも安心して着用できます。
また、腰裏にメッシュ素材を配しているので、汗をかいてもさらっと快適に過ごせる。
今回の登山でも感じましたが、いろんな意味でちょうどいい。老若男女におすすめできます」
マーモットのベースレイヤー
「クライムスキン+ L/S Tee」
¥6,050(税込)
富山 「汗を多量にかいているはずなのに、サラサラとした肌触りが続いて驚きました。
調温機能にも優れているので、寒暖の差があってもそのまま着用できる。
これなら真夏でもロングスリーブで過ごせそうです。
また、ポリエステル100%とは思えない肌触りのよさと、抗菌防臭性もいいですね。
独自パターンのFREEDOM ANGEL WING MOVEMENT(フィールダム エンジェルウィング ムーヴメント)なので裾のずり上がりもなく快適です」
マーモットのバックパック
「テュラソー28エックスパック」
¥19,800(税込)
富山 「日帰りの低山ハイクであればザックは軽いほうが断然ラク。
これは素材にX-Pacを使用しているので軽量で強度が高いんです。
さらに防水性もあって耐久性も高いなど安心して使えます。
一般的にこういうザックはミニマムを追求しがちですけど、ボトルホルダーなどポケット類が充実しているので使いやすいのもいいですね。
ロールトップなので容量を20~35Lまで調整できるし、バックルの留め方含めアレンジできる完成度の高いザックです」
ちなみに女性編集者・平が着用したジャケットはマーモット人気定番のコレ!
マーモットのジャケット
「ウィメンズコモドジャケット」
¥27,500(税込)
平 「マーモットのシェルジャケットといえば、コモドジャケットです。
防水透湿性に優れたしなやかで薄手なゴアテックス パックライトなので、とにかく動きやすかったです。
男性陣にはインナーのベースレイヤー姿を見せたくなかったので、少々暑くてもジャケットを着ていましたが、ムレなく快適に過ごせました。
デザインもかわいいから、タウンユースとして毎日のように着てしまいそう。
定番の理由がわかりました!」
登山における、いいジャケットの重要性まとめ!
近澤 部長! 今回の縞枯山はいかがでしたか?
平 前回にも増してきつかったです・・・。
近澤 え~っ、本当に?
富山 僕は今回初参加だけど、縞枯山がきついって相当な運動不足だよ(笑)
平 男性陣がスタスタ行っちゃうから、そのプレッシャーが体力を奪うんですっ!
近澤 あぁ~、それは失礼いたしました。前回は遅れをとった初心者チームが道に迷うというトラブルもあったしね。
平 あれでさらに山が怖くなりました……。
富山 低山とはいえ、何があるかわからないから装備は大事。
平 そうなんです。今回はパワーバーを大量に仕込んで、まさかに備えてウエア類も気を使っています。
近澤 普段着で登山しないほうがいい理由がそこにあるよね。怪我防止にもなるし。
富山 登山におけるいいジャケットとは何でしょう?
近澤 急な悪天候や悪路から身を守ってくれるのが第一。あとは動きやいことだよね。
富山 ベースレイヤーの役割りが大きいけど、汗をかいた後に体が冷えないのも重要ですよね。
平 アウトドアの雨具をハードシェルって言いますけど、まさに殻の役割りですよね。枝が引っかかっても傷付かず、雨風をしのいで、ムレも逃してくれるジャケット。それでいて動きやすければさらに最高。
近澤 そういう意味ではマーモットの商品で揃えておけば安心。
富山 今回紹介しているのはすべて本格登山に使えるベーシックなものだから、選んで間違いがない。着ているのを忘れるというのは大袈裟だけど、「あぁもう!」っていうイライラは一切なかった。
平 私も体力的な疲れはありましたけど、それ以外の余計なストレスはなかったです。
近澤 それはいいウエアってことだよね。
富山 つまり、いいジャケット、いいウエアは下山して振り返ってみて初めてわかる。登っている最中に着心地のことを考える時間が少ないほど、いいアイテムってことだね!
今回も思い出ログが増えたMonoMax登山部一行。
スタートしてすぐに壮大な草原が広がる。
最初のポイントとなった、山小屋。
草原から岩場に変わっていく。
大きな岩をガンガン上る。
縞枯山の由来である、枯れた木々が出現。
バテる部長。
山頂!
お決まりのおふざけ撮影!
富山「あっちの山に繋がってるんだね」 近澤「どうせだし行く?」 平「今日はいいっす…」
下山開始。
帰り道は足が早い部長・平。
登山部はつづく。
問:マーモット公式通販サイト
https://store.descente.co.jp/f/dsg-2050409
文/富山英三郎 写真/木村武司(BASK) スタイリング/近澤一雅
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