森田成一さんはこだわりのあるモノ・自分の色に染められるモノが大好きだった!【BEAMS特撮部】
森田さんがモノを買う時のこだわり「生き物感」とは?
特撮部 森田さんは多趣味でこだわりがあって有名ですが、最近は?
森田 僕は同じ趣味をずっとぐるぐる回るんですけど、基本は釣りとバイクとカメラの3つをぐるぐる回るんです。僕、考えると超ハイエンドは買っていないんです。どこか使いづらさがあるとか、どこかこだわって作ってるなっていうものを買うクセがあるんです。使ってみると「ここがこうなってれば、もっと使いやすいのに」って思うものが、僕は好きらしいんです。
最近もハイエンドコンデジを買ったんです。他にも選択肢はいっぱいあったのに、富士フィルムのX30を選んだんです。これは、まずデザインがクラシカルだった。使い方は自分にとってはちょうどよかった。でも家に帰って使ってみると「何でこういう設定になってるの?」っていうぐらいちょっと使いづらいんですよ。でも、そこが可愛くてしょうがない。本当に昔のフォルムで、電源のON/OFFの位置も変わっていて。設定も「他のカメラならできるのに何でお前だけ?」って思うんです。重いしでかいし。でも、そこが好きです。
特撮部 クセがある部分と共存していくみたいな感じですね。
森田 はい。僕のバイクはヤマハのXV1600ロードスターなんですが、全然便利じゃないんですよ。夏に走ってるとすぐにオーバーヒートするんです。空冷でVツインですからすぐ熱が上がってきて、全く熱を放出しないんです。だから夏はサドルバッグにうちわを2本入れていて、それで自分のバイクをあおいで冷やす。都内でバイクをあおいでいる人を見かけたら、多分僕です。
釣りもそうです。買ってきたルアーを改造したりするんです。それで爆釣ルアーを作ると、ものすごく嬉しい。一度自分で作ったルアーで1日50匹釣ったんですよ。本当、入れ食いってこれなんだなって思いました。ルアーを入れれば釣れるのでつまらなくなってくるんです「俺、素振りしてんのかな?」っていうくらいの勢いで釣れる。
特撮部 でも、今のもの作りはユーティリティー優先みたいになっちゃってます。
森田 それもいいんですけど、どこかに使いづらさがあって、その使いづらさと自分が相談をしていって、自分の色に変えていくのがモノではないかなと思うんです。電車も好きなんですけど、電車より汽車のほうが、生き物みたいで好きなんです。そういう生き物感が残っているものが、僕にとってはモノなのかもしれないし、それに対してお金を払いたいと思います。
特撮部 すばらしい。レビュー書けるんじゃないですか?
森田 キャッチコピーは「手のかかる子のほうが楽しい」ってどうですか?
特撮部 名コピーいただきました!
『仮面ライダードライブ』
毎週日曜あさ8:00~テレビ朝日系にて放送中。
http://www.toei.co.jp/tv/drive/
©2014 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
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