これからも、ステキなモノと出会うために。
今や、誰しもが欠かすことのできない“SDGs”への配慮がなされた、魅力的なモノやサービスを紹介していく当連載。
第8回に取り上げるのは
ジャック・ウルフスキン
JP レイニーデイズ 2.0 アークティックパーカ
です。
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『SDGs』を今一度おさらい!
2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標。
「貧困」「持続可能な消費と生産」「気候変動」など17のゴールと169のターゲットから構成される。2030年が達成年限。
素材から加工技術まで環境保全意識を極めた一着
過酷な環境下でも使いたいからといって、環境にダメージを与えてはいけない。
自然の恩恵にあずかるからこそ最大限の配慮を示すべきだ。ジャック・ウルフスキンの「JP レイニーデイズ 2.0 アークティックパーカ」の開発背景を知るほど、そうしたブランドの理念が伝わってくる。
今作はブランド設立40周年を記念し、90年代に実在したマウンテンパーカを現代によみがえらせた一着。
従来、防水透湿生地の製造にはPFC(過フッ素化合物類)が使われるのが一般的だったが、有毒性が高くて生物分解もされず、その残留物は環境にダメージを与えるものだった。
しかし、ジャック・ウルフスキンは研究開発を進めることでPFCを使うことなく高度な機能を付与することに成功。
現在はこのパーカを含め、ブランドの全製品で100%PFCフリーを達成している。
防水、防風、通気性の機能を備える独自のナイロン素材「テキサポール」を採用。優れた機能を有しながら、PFCフリーを達成した。
さらには、動物に対する不当な扱いを行っていない農場から採れた羽毛であることを保証するRDSダウンも採用して、環境への配慮を徹底。
中綿には、動物福祉の観点に基づくRDS認証ダウンだけを採用。ホワイトダックダウンをたっぷり注入し、700フィルパワーを実現している。
脇下のベンチレーションや多彩なポケット、ウエストや裾を絞れるドローコードなど、仕様面でも使い勝手を追求した。
SDGsの考えに資するこのパーカと一緒なら、自然もより身近に感じられるはずだ。
まだある注目ポイント!
●さまざまな素材の再生を促す「Zero Waste Concept」を推進
廃棄されるペットボトルや生地残反・端材を新しい製品に生まれ変わらせる「Zero Waste Concept」を推進。再生素材による防水透湿フィルムやフリース生地の開発などを進める。
●モノが生み出される労働環境までクリーンに
衣料産業の職場環境改善を目指すフェアウェア財団に加入。安全で公平な労働環境を実施しており、すべてのサプライヤーとの個別の関係や取引において厳格に適用されている。
●bluesignシステムなど多数のサステナブルな取り組みを実施
繊維産業向けに独自の承認システムを提供し、生産プロセス全体を考慮して環境影響を最低限に抑え人体の健康を守る「bluesign」認証を獲得。サステナブルな取り組みを実施する。
ジャック・ウルフスキン
JP レイニーデイズ 2.0 アークティックパーカ
問:ジャック・ウルフスキン カスタマーサービス
TEL:0120-300-147
商品の詳細はこちらから
取材・文/横山博之
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