ビギナーからエキスパートまで楽しめるマシン
近年、人気上昇中のバイク。まだまだ寒さは続くが、春になったらバイクを手に入れたいと考えている人もいるかと思う。その中には、実は大型二輪免許を持っていて、復活したいというリターンライダーもいるはず。ただ、いきなり大きなバイクを手に入れるのも不安がある。そこで今回は、扱いやすいサイズ感に飽きのこないシンプルなデザイン、そして爽快な走りと心地よいサウンドを楽しめる一台をご紹介。
「買いな新車大賞」自動車ジャーナリスト納得の“日本が誇るプレミアムエコカー”“アジアンコスパSUV”ほか【SUVの人気記事ランキングベスト3】(2024年10月版)
それがスズキのロードスポーツバイク「SV650ABS」。”THE”オートバイを感じさせてくれるネイキッドスタイルのボディに、扱いやすくもパワフルさも感じられる650ccのエンジンを搭載、軽快なハンドリングと俊敏で力強いスロットルレスポンスを備えながらも、リターンライダーや大型バイク初心者でも楽しく乗れ、普段使いも快適なマシンとなっている。
スリムで扱いやすいスマートデザイン
大型免許で乗るバイクというと、大きくて重いという印象を持つ人が多い中、このモデルはメリハリのあるスリムなボディで、車重も199kgと軽量。大型初心者や女性、またブランクのあるリターンライダーでもあっても、扱いやすく、乗りやすい。さらに軽量なボディは、俊敏な加速や軽快なハンドリングにもつながるという大きなメリットもある。
飽きのこないバイク然としたオーソドックス&シンプルなデザインも魅力で、ライダーの幅広い格好にもマッチしてくれる。また、スリムながらも14Lの容量を確保した躍動感のあるタンクやボディのアクセント&Vツインエンジンを強調させるトラスパイプフレームもポイントとなっている。
快適な走りと心地よいサウンドを両立
スリムなボディに搭載されるのは、低速、中速、高速と全回転域で快適かつ刺激的な走りを生み出す650ccのVツインエンジン。低回転域では独特の鼓動感&トルクフルな走り、中回転域では力強い立ち上がり、そして高回転では伸びのあるシャープな加速を発揮。その出力特性はスムーズ&コントローラブルで、ライダーの思い通りにパワーを引き出してくれる。
また高い燃費性能を実現するデュアルスパークテクノロジーや発進時や低回転走行の際、エンジン回転の落ち込みが緩和されてスムーズな走りをサポートしてくれるローRPMアシスト機能も搭載され、大型ビギナーやリターンライダーもその走りを存分に楽しむことができる。
楽しい走りをサポートする充実装備
快適な走りにつながる装備も充実。回転数やギヤポジション、スピードといった基本情報を一目で確認できるシンプルかつ視認性に優れるLCDを採用したインストルメントパネルをはじめ、自由度の高いアップライトなライディングポジションと高い足つき性を実現するシートや被視認性とシャープな見た目を両立させた2灯式のLEDテール&ストップランプ。
足まわりも快適な乗り心地とスポーティなハンドリングを両立させる前後サスペンションにウェット性能と接地感に優れ、素直なハンドリングに寄与する5スポークのアルミキャストホイールとラジアルタイヤの組み合わせ、そして、強力な制動力とスムーズなブレーキ操作を発揮してくれる前後ディスクブレーキとABSユニットがライダーに安全と安心を与えてくれる。
精悍さとダークな雰囲気を併せ持つXタイプもラインナップ
SV650シリーズには、レトロな雰囲気のカフェレーサータイプも展開。こちらはSV650ABSをベースとして、ヘッドライトカウルにセパレートハンドル、そしてシート座面が立体感のある仕上げのタックロールシートが特徴となっている。
ボディカラーはグラススパークルブラックとなり、レバーやフットステップ、マフラーもブラックアウトされて精悍な雰囲気。さらにオプションでヘッドライト下にフォグランプも装着できる。男らしいスタイルが好みというライダーには是非こちらをオススメしたい。
SV650 ABS()はSV650X ABS
【スペック】
全長×全幅×全高(mm):2140×760(730)×1090
シート高(mm):785(790)
総排気量(cc):645
エンジン:水冷4ストロークDOHCV型2気筒
最高出力(PS/rpm):72/8500
最大トルク(kgf・m/rpm):6.4/6800
燃料タンク容量(L):14
価格:¥803,000(税込)Xは¥847,000
カラー:グラススパークルブラック、グラススパークルブラック/ブリリアントホワイト、マットブラックメタリックNo.2 *Xはグラススパークルブラックのみ
【問い合わせ】
スズキ お客様相談室 0120-402-253
公式ホームページ www1.suzuki.co.jp/motor/
取材・文/安室淳一 写真提供/スズキ株式会社
この記事のタグ
この記事を書いた人
ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
Instagram:@freerider1226
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする