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"森と海"をスニーカーで表現したパトリックのサステナブルシューズ!

創業より今年で130年の歴史を誇るフランス生まれのシューズメーカー“PATRICK(パトリック)”。
カラフルなスポーツシューズを中心に良作を世に送り出してきました。
そんなパトリックより今年の新作情報が届いたのですが、かなり面白いです!
パトリックが提案する今季の新作とは?
気になる2モデルを中心に紹介して行きます!

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これがパトリックが考えるサステナブル シューズ!

"森と海"をスニーカーで表現したパトリックのサステナブルシューズ!

こちらが今回新作として発売されるサステナブルをテーマにしたシューズです。
まずは今作の背景を紹介します。
パトリックが日本に上陸してはや44年。
日本製にこだわっており、姫路の工場で靴職人が1足1足を丁寧に作るというクラフトマンシップに溢れたシューズブランドです。
そんなモノ作りにこだわるパトリックが考えるサスティナブルとは、日本の「森」と「海」の関係に着目したそう。
森と海は繋がっており、森の影響は海に影響を及ぼしてくるという自然の関係性と、その自然と共に暮「森の民=木こり」「海の民=漁師」と一緒に靴を通して表現したのが今作になります。

次に、2つのモデルの特徴を紹介していきます。

"森と海"をスニーカーで表現したパトリックのサステナブルシューズ!

MORINOKUTSU ¥18,700

まず1つめがカラフルなカラーリングが目を惹くこのモデル。
MORINOKUTSU(森の靴)”と言います。
コラボレーション相手は熊本県にある小国町森林組合
江戸時代から受け継がれている小国杉を使い、まちづくりやものづくりを発信する団体です。
デザインソースは小国町の小さな山間の集落にバックミンスター・フラーの思想を受け継いだ木造フラードームの建物。
その建物からインスパイアされたのが、この森のカモフラ柄です

"森と海"をスニーカーで表現したパトリックのサステナブルシューズ!

ポイントはアッパー。
リサイクルしたポリエステルをアッパーの素材に用い、ニットアッパーに仕上げています。

"森と海"をスニーカーで表現したパトリックのサステナブルシューズ!

こちらのグレーは、森の「空気」をイメージしたモデル。
スリッポンタイプなので履きやすく、ニットアッパーにより履き心地も良いかと思います。

"森と海"をスニーカーで表現したパトリックのサステナブルシューズ!

ヒールにはグリーンロゴがアクセントになっていて、バックスタイルも抜かりなし。
シンプルなコーディネートの差し色として活躍してくれそうな1足です。
グレーと合わせてお好みでどうぞ!

"森と海"をスニーカーで表現したパトリックのサステナブルシューズ!

UMINOKUTSU ¥19,800

2つ目はUMINOKUTSU(海の靴)
こちらは岩手県・三陸の水産業のリーダー達から成る「フィッシャーマンズ・リーグ」との取り組みにより完成されたモデル。
実際に漁師さんの意見を取り入れ、素材やカラー等に落とし込んでいます。
パトリックらしいレトロスポーツなデザインに仕上がっていますね。

"森と海"をスニーカーで表現したパトリックのサステナブルシューズ!

注目したいのはナイロン部分。
フィッシャーマンズ・リーグが問題提起をする海洋プラスティックゴミ、その廃棄魚網を原料の一部にした撥水性のあるリサイクルナイロンを採用しています。
レトロ顔ながら厚めのソールなので、歩きやすいかと思います!

"森と海"をスニーカーで表現したパトリックのサステナブルシューズ!

それぞれのモデルに小国町森林組合、フィッシャーマンズ・リーグのロゴネームが付いてくるのも特徴です。
ポップな配色のシュータンがモノトーンボディに映えます。
どんなパンツでも合わせやすくデイリーに使える1足だと思います!

"森と海"をスニーカーで表現したパトリックのサステナブルシューズ!

カラバリでベージュもあります。
ホワイトデニムと合わせて爽やかなパンツスタイルでコーディネートしてもいいかも!

パトリックの提案するサステナブル・シューズの魅力が伝わりましたでしょうか?
履きやすく使いやすいデザインなので、ワードローブにも取り入れやすいかと思います。
気になった方はぜひともお試しあれ!

[問い合わせ先]
カメイ・プロアクト
TEL:03-6450-1515
URL:https://patrick.jp/

文/スタイリスト 小林 知典

 

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