J-オイルミルズがアップフィールド社とともに展開する世界的プラントベースブランド・「Violife(ビオライフ)」植物生まれのチーズ製品について、生産から廃棄までのライフサイクルにおけるLCA(環境影響評価 ※1)を実施したところ、CO2排出量は日本国内で販売されている乳製品 ※2のチーズの30%以下に、土地占有面積は25%以下に抑えられていることが判明しました。
「Violife」は、乳やナッツを使用せずココナッツオイルを使用し、植物由来の成分を抽出した豊かな風味とコクが楽しめる、植物生まれのチーズブランド。
左から)「Violife 植物生まれのとろけるスライス チェダータイプ140g」
「Violife 植物生まれのとろけるスライス モッツアレラタイプ140g」
「Violife 植物生まれのシュレッド チェダータイプ200g」
「Violife 植物生まれのクリーミィ150g」価格はすべてオープン。
「Violife」植物生まれのチーズ4製品は、いずれも乳製品のチーズよりもカロリーおよび脂質が10%OFF ※3。
さらに、アレルギー物質(特定原材料等)28品目を不使用のため、ヴィーガン・ベジタリアン、乳アレルギーのある人、また健康志向の高い消費者から高い評価を得ています。
以下は、環境コンサルティングQuantis社(スイス)監修のもと、「Violife」4製品の国内におけるライフサイクルを評価したもの。
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1)気候変動への影響
表1は「Violife」4製品と乳製品のチーズについて製品1㎏当たりのCO2排出量を評価したもの。
「Violife」は2.2~2.8㎏で、日本で一般的に販売されている乳製品のチーズよりも71~83%少ないことが明らかに。
2)土地占有面積
表2は「Violife」4製品と日本で一般的に販売されている乳製品のチーズについて、製品1㎏/年当たりに必要な土地面積を評価したもの。
「Violife」は1.5~1.7㎡で、乳製品のチーズよりも78~87%少ないことが明らかに。
3)生産から廃棄まで各工程のCO2排出量の比較
グラフは「Violife」と乳製品のチーズについて、生産から廃棄まで工程別(左から農場/原料段階、包装、製造、流通、消費。右端は総排出量)にCO2排出量を評価したもの。
「Violife」は乳牛を生育する工程が不要であるため、農場/原料段階で環境負荷を大きく抑制することが明らかに。
詳しい評価結果はJ-オイルミルズ公式サイトにて掲載中です。
気になる人はチェック!
※1 LCA(Life Cycle Assessment):生産から廃棄までの製品ライフサイクルにおける環境負荷を定量的に評価する方法。
※2 日本国内で販売される乳製品チーズ輸入品(86%)は欧米、オーストラリア、ニュージーランド産のデータを、国産品(14%)は代替としてニュージーランド産のデータを使用。
※3 メーカー調べ
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