薄毛に悩まないために、夏のヘアケアが重要！ プロが教える正しいケア＆アイテム

大人気“まるでこたつソックス”の最新作を試してみた、ドンキで発見「動けるこたつウェア」ほか【暖かい便利雑貨の人気記事ランキングベスト3】（2024年11月版）

紫外線が最も強い時季！ 　夏は髪にとってこんなにも過酷！

夏の猛暑と高湿度。これからの季節は髪にとって最悪の環境だ。男性美容研究家・藤村岳さんによると、その理由は複数に及ぶそう。

1.何よりも紫外線に注意！ 髪の毛や頭皮が乾燥し、キューティクルがボロボロになる

一番に気をつけなければいけないのは紫外線。紫外線に当たると髪の毛も日焼けし、髪の毛の表面を覆うキューティクルがはがれやすくなる。すると髪の毛のツヤもなくなり、乾燥していってしまう。頭皮にも同様に日焼けダメージがあり、それが健康な髪の毛にも影響する。

2.頭皮は皮脂腺、汗腺が多く、夏に汗や皮脂分泌量が増える

頭皮から出る汗で髪の毛が傷んでしまう。また、酸化した古い皮脂も頭皮を傷める原因になり、結果として髪の毛にも悪い。

3.高温多湿＆クーラーで乾燥する悪循環とストレス

不快指数が高い夏はストレスが溜まり、髪の育成に悪い。かといってエアコンをつけると髪が乾燥してしまう。屋外と冷房の効いた室内を出たり入ったりすることで負のスパイラルに。

4.厳しい暑さによる体の疲れ

自律神経のバランスが崩れて夏バテを招き、新陳代謝にも影響。髪もこれに左右されるので、髪の健康な育成に支障が出ることも。

このほかにも夏ならではの海水浴・プール、髪が濡れたまま寝てしまうなどが髪のダメージに繋がるということだ。

【外出先で使えるアイテム】 編集部おすすめはコレ

以上のことから、夏の外出時は紫外線対策が必須。髪にも使える日焼け止めやUVカット付きの帽子を使いたい。

日焼け止めスプレー

皮膚科医の協力を得て開発。独自のUVフィルターシステムによって紫外線やPM2.5などの大気中微粒子から肌を守る。敏感肌にもやさしい低刺激設計で、汗や水にも強く、アクティビティでも活躍する。SPF50・PA++++。

UVカット付きハット

釣具メーカー・ダイワとのコラボ。マルチな機能を持つシェルテック素材を使用し、遮熱、接触冷感、紫外線防止機能と夏の日差し対策機能満載。さらに吸水速乾、軽量などの機能も。暑い日のアウトドアや街歩きに最適。

正しい洗髪方法で髪と頭皮の汚れをしっかり落とそう！

健やかな髪を保つためには、一日の終わりに頭髪の汚れをしっかり落とすことが大切。自分に合ったシャンプーとともに正しい洗髪方法を実践したい。

そこでトータルビューティカンパニーとして人気のuka ヘッドスパ スペシャリストの小林貴登さんに教えていただいた。

＜ブラッシング＞髪をとかして汚れを浮かせ、シャンプーの効果を高める

パドルブラシを使って、前髪、後ろの髪ともに頭頂に向かってブラッシング。髪の絡まりを解いて表面のごみや抜け毛を取り、汚れを浮かせる。これによって水通りがよくなり、シャンプーの泡立ちもよくなる。

＜予洗い＞お湯だけで１分以上洗う指の腹で頭皮をかくように

シャンプーの前に、40℃までの温度のお湯（できれば37～38℃）だけで頭皮を洗う。予洗いで７～８割の汚れが落とせるといわれるが、それには５分以上かかる。ホームケアでも１分以上かけたいところ。

<シャンプー①>手のひらでシャンプーを泡立てる

使用量はベリーショートが0.5プッシュ、ショートが１プッシュ、ミディアムが1.5プッシュほど。空気を入れ込むように泡立てる。

＜シャンプー②＞頭の丸みに沿って上に引き上げるように洗う

頭の丸みに沿って、指の腹を使い頭皮をジグザグにかいて洗う。髪の生え際、もみあげ、襟足、つむじの下などは忘れがちなので注意！

＜シャンプー③＞シャンプーの２倍の時間をかけて洗い流す

シャンプーの２倍の時間を使ってしっかり洗い流す。この後にトリートメントを使う場合は頭皮に付かないように、毛先だけに付ける。

＜シャンプー④＞タオルで髪の水分を取る。ゴシゴシはNG！

タオルで髪、髪の根元、頭皮の水分を取る。タオルドライで終わりという人もいるかもしれないが、必ずドライヤーすべきと心得て！

「毛穴に詰まった皮脂や角質の汚れは頭皮のにおいやかゆみ、フケの原因に。また、強すぎる洗浄力で皮脂を取り除きすぎると頭皮が乾燥し、抜け毛に繋がってしまいます。健康的な髪の毛を育てるために、髪の洗い方は重要です。その際、実はシャンプーの前にブラッシングと予洗いを行うことが大きなポイントになります。また、予洗いはさっとシャワーをかけておしまいにしてしまう方も多いと思いますが、ぜひ１分以上は時間をかけてください。そして洗ったあとは保湿をし、必ずドライヤーで乾かすようにしてくださいね」。（小林さん）

【髪を洗う時に使えるアイテム】編集部おすすめはコレ

小林さんに教えていただいたポイントを押さえながらケアできるアイテムを厳選！

パドルブラシ

面が広くクッション性が高いので、頭皮のダメージを緩和しながら簡単にスカルプケアできるのが魅力。髪のもつれや絡まりをほどき、タッピングなどで頭のツボを適度に刺激することで髪の根元のハリがアップする。

シャワーヘッド

浄水カートリッジを搭載。水道水に含まれる塩素を除去し、より肌・髪にやさしい水流をつくる。特許技術が生み出すウルトラファインバブルは、洗浄力はもちろん保湿、保温に優れる。毛穴の奥の皮脂を浮かせ洗い流せる。

スカルプクレンジング

頭皮・毛髪を健やかに保つガゴメエキス、センブリエキスを配合するなど、アミノ酸と植物由来の洗浄成分を使用。髪や肌の成分と同じアミノ酸を配合しているので低刺激で、毎日使っても安心だ。

オールインワンシャンプー

ー本で頭皮からケアできるトリートメントいらずのオールインワン。アミノ酸と良質な植物由来の界面活性剤が、きめ細かく軽い泡立ちでベトつきをしっかり落とす。毛髪への栄養を届けるサポートも。

スカルプトニック

頭皮に爽快感を与え、皮脂バランスを整えて健康な地肌に導くロングセラー。ローズマリーがさわやかで、仕事中などに適量を髪と頭皮に使うと気分がリフレッシュ。ヘッドマッサージや朝のスタイリング剤代わりにも◎。

発毛剤

壮年性脱毛症における発毛、育毛および脱毛（抜け毛）の進行予防に。髪に悩む成人男性を支え続けてきた人気の発毛剤がさらに進化。毛母細胞を活性化して髪を生やすミノキシジル5％、7種の有効成分を配合。容器も使いやすい。

【今回教えてくれたのは】