【2022年最新】プロがおすすめする傑作時計! ボーナスで買いたい一生モノ4選!
今、どんな時計が売れていて、どんな時計を買うべきなのか。2022年の新作から選ぶ“一生モノ”の注目モデルについて、時計ジャーナリストの篠田さんに直撃。
「ボーナスで手に入れたい一生モノ」2024年のウォッチシーンを象徴する“珠玉の5本”は?時計ジャーナリストがトレンドワードとともに徹底解説
「近年は人気のブランドに話題が集中する傾向が強いですね。大きく見るとスポーツモデルが人気ですが、ファッションやトレンドに敏感な人たちは、ドレッシーな小径モデルを選んでいるようです」。篠田さんがおすすめするモデルは、すべてケースサイズが40㎜以下の小ぶりなモデルとなった。
1.グランドセイコー SBGW285
特に推しというグランドセイコーはグリーンダイヤル×小ぶりケースのSBGW285をチョイス。「日本の季節の移ろいをダイヤルにたたえた一本。美しさの向こう側にある文化や風土的意味合いを知りたくなります」(篠田さん)
落ち着いたカラーリングは短い夏の終わりの成熟した緑
グリーンダイヤルは単純にトレンドを意識したものではなく、夏から秋にかけて移ろう季節を表す「杪夏(びょうか)」の美をイメージしたものだ。
匠によって生み出される手巻きキャリバー9S64
グランドセイコースタジオ 雫石の職人が一つひとつ丁寧に作り上げた手巻きムーブメント、キャリバー 9S64。その美しい佇まいはずっと見ていられる。
シンプルな3針モデルは、小ぶりなケースサイズがより一層エレガンスを際立たせる。手巻きムーブメントを搭載し、最大巻き上げ時の持続時間は約72時間(約3日間)。クロコダイルストラップ。日常生活用防水、ケースサイズW37.3×H44.3×D11.7㎜、手巻き
グランドセイコー
SBGW285
¥550,000
問セイコーウオッチ お客様相談室☎0120-061-012
2.ゼニス クロノマスター オープン
続いて、10秒で1周するクロノグラフ秒針のスピードは驚異的というゼニスのクロノマスター オープン。「名機エル・プリメロの進化版をじっくり鑑賞できます。ドレッシーさが増して、より長く愛せる時計に」(篠田さん)
表と裏の両方から鼓動を確認できる
エル・プリメロ3604はスケルトンの地板とブリッジを採用することで、ムーブメントの内部や鼓動を視認することができる。
オープンハートからエル・プリメロの鼓動を眺めることのできる3カウンタークロノグラフ。6時位置に60分計、3時位置に60秒計、9時位置にスモールセコンドを配置し、センターのクロノグラフ針は10秒で1回転する。10気圧防水、ケース径39.5㎜、自動巻き
ゼニス
クロノマスター オープン
¥1,100,000
問LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス☎03-3575-5861
3.カルティエ タンク マスト
メンズウォッチの礎を築いてきた名門カルティエからも選出。「普遍的な美しさは別格で、年齢を重ねるほど、似合ってくる時計。ケースサイズもコンパクトで、腕にすっと馴染みます」(篠田さん)
ミニマリズムを極めたダイヤルデザイン
ラッカー仕上げのブラックは漆黒を表現している。
タンク マストのモノクロームモデルにエレガンスを際立たせるクールなブラックカラーが登場。りゅうずにカボションシェイプのシンセティックスピネルをセット。ダイヤルと同色のアリゲーターストラップ。ケースサイズW25.5×H33.7×D6.6㎜、クオーツ
カルティエ
タンク マスト
¥379,500(予価)
問カルティエ カスタマー サービスセンター☎0120-301-757
4.オリス プロパイロットX キャリバー400
最後に選んだのは、ビッグメゾンが話題を集める時計業界で、独立系ブランドの雄として頑張ってほしいというオリス。「5日間パワーリザーブと高耐磁性能を持ちコストパフォーマンスの高さは髄一でしょう。コーラルピンクのような色合いもいいですね」(篠田さん)
素材にチタニウムを採用
シャープなデザインのケースとブレスレットは軽量で強度に優れたチタニウム製。
パイロットモデルの伝統を受け継ぐデイト表示付き3針モデル。温かみのあるピンクダイヤルが印象的で、ケース、ブレスレット、ガードの付いたねじ込み式りゅうずは全てチタン製。夜光塗料はスーパールミノバを採用。10気圧防水、ケース径39㎜、自動巻き
オリス
プロパイロットX キャリバー400
¥528,000
問オリス ジャパン☎03-6260-6876
【今回教えてくれたのは】
時計ジャーナリスト
篠田哲生さん
機械式時計の分解・組み立てもできる時計のプロ。専門誌から経済誌まで幅広く時計記事を執筆。
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