もともと大人気のジープだが、アウトドアブームも手伝ってさらに信望も厚いブランドとなっている。そのジープブランドが、世界的に加速するエレクトリックSUV化に1歩先ゆく計画を発表した。「そういうのって、オール電化って言わないんじゃないの?」と眉にツバする前に、じっくり読んでほしい。
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ジープブランドが世界的なSUV 電動化をリードする計画を公表
オール電化とは一般的に住宅に使われる用語。家庭で使用するエネルギーを電気に一本化し、ガスを使わない住宅を「オール電化住宅」と呼ぶ。一方で、ジープブランドが発表した全車種に対し電動化モデルを発表。つまりこれは、「ジープブランドのラインナップにおけるオール電化って言ってもいいじゃないの?」ってことだ。
ちなみにジープブランドとは、80年以上にわたる長い歴史と数々の伝説がある本格的なSUVブランド。クラフトマンシップによる卓越した4WD性能は、⾮⽇常性を求め心に冒険心を抱く人々の心に響く。どんな旅にも自信を持って対応できる安心感こそが、ブランドの特徴だ。
現在ジープブランドは、コンパス、グラディエーター、グランドチェロキー、レネゲード、ラングラーなどのモデルを世に送り出す。そのジープブランドが“ゼロエミッション・フリーダム”というビジョンを達成するため、新たな4WD テクノロジーに昇華させるべく進化を続けている。伝説的と言えるジープの4×4性能を電動化によってさらに強化しているのだ。
80年以上の歴史を持つ信頼のブランド、ジープの進化
ジープブランドはすでに4xeというテクノロジーで4×4電動化を進めている。プラグインハイブリッド(PHEV)であるジープ・ラングラー4xeやグランドチェロキー4xeはすでに市場でも大人気のモデル。
その成功を背景に、ジープはエレクトリックSUV 製品のラインアップを拡充中。卓越した4×4 性能をさらに拡張するための製品開発を矢継ぎ早に進めている。そしてついに、世界各地で発売開始が待たれる2 台のフルエレクトリックSUVの画像を公開した。
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この記事を書いた人
スタイリスト矢作優一(Leonardo 45)
アウトドア、インテリア、フードと多岐にわたってスタイリングを手掛ける。撮影で使うプロップを集めるうちに、モノ好きが覚醒。ジャンルや新旧を問わず珍しいアイテムを手にとってみたい衝動が抑えられず、山のように積まれた最新ギア、ビンテージモノ、ジャンク品に囲まれた暮らしをしている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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