「語れるトレンドキーワード」をもとに、今季を象徴する“チェックすべき”時計をピックアップ!
今回のトレンドキーワードは【カラーダイアルの増加】。ブルーやグリーンなどが毎年トレンドとなるカラーダイアルだが、2022年は何色ものダイアルを同時発表するブランドが続々登場。これによりカラーダイアルの人気がさらに沸騰している。カラーダイアルが魅力的な最新時計5選をご紹介。
CONTENTS
「パックマン誕生45周年」2025年の周年に先駆けてコラボ時計のサプライズリリースが決定!
多彩なカラーを同時展開することで人気がさらに沸騰
時計のトレンドとして必ず話題になるのがカラーダイアル。今や定番のブルーに始まり、ブラウン、グレーなど次々登場。最近はグリーンが定着しつつある。そこで今年目立つのが、同時に3~5色を発表するモデルが多いこと。
なかでも個性的なのがカール F. ブヘラの「ヘリテージ バイコンパックスアニュアル ホームタウンエディション」だ。これはカール F. ブヘラが本社を置くスイス・ルツェルンをはじめ、チューリヒ、ジュネーブ、パリ、ロンドン、ニューヨークなど世界16都市に、それぞれふさわしい色のダイアルを採用した限定コレクション。ダイアルはバーガンディ、グリーン、ブラウン、イエロー、ミントグリーンの5色があり、東京はミントグリーンである。東京のカラーリングがミントグリーンである理由は大都市にもかかわらず皇居や新宿御苑、日比谷公園など大きな公園が存在し、意外なほど緑にあふれているから。
しかもレアなのは、日本では東京エディションのみの販売で、他都市のモデルは購入できないこと。コンプリートしたければ世界を巡って現地で買うしかない。実に興味深いプロダクトだ。
1.【カール F. ブヘラ】世界の都市に捧げる限定コレクション
Carl F. Bucherer/カール F. ブヘラ ヘリテージ バイコンパックス アニュアル ホームタウン TOKYO ¥1,045,000
ケース径41mm、30m防水、自動巻き、パワーリザーブ約42時間、SSケース×カーフストラップ、日本限定88本
「 ヘリテージ バイコンパックス アニュアル」は、1950年代のブヘラ製クロノグラフにインスパイアされたモデル。年に1度の修正で暦を正しく表示するアニュアルカレンダー機能も搭載。東京エディションのみ、カーフストラップに加えブレスレットが付属。これは他都市のモデルにはない特典だ。
ダイアルのカラーは5種類あり、全世界16都市のそれぞれに、ふさわしい色が選ばれている。
2.【ザ・シチズン】日本の美意識を具現化した和紙文字板
The CITIZEN/ザ・シチズン Iconic Nature Collection AQ4100-06W/息吹(左)、AQ4100-14L/紺碧(右) 各¥385,000
ケース径38.3mm、10気圧防水、光発電エコ・ドライブ、フル充電時約1.5 年可動(パワーセーブ作動時)、スーパーチタニウム™ケース×ワニ革ストラップ、世界限定各250本
全部で4種あるIconic Nature Collection。3月発売モデルは世界で最も薄い和紙といわれる「⼟佐典具帖紙(とさてんぐじょうし)」を文字板に採用。左の「息吹(いぶき)」は新緑をイメージしたグリーンのグラデーション、右の「紺碧(こんぺき)」は夏空と海が湧き上がる雲と溶け合う様子を表現している。
3.【クエルボ・イ・ソブリノス】アール・デコに映えるカラーダイアル
CUERVO Y SOBRINOS/クエルボ・イ・ソブリノス クエルボ・イ・ソブリノス ヒストリアドール・アストゥリアス 各¥330,000
ケース径40mm、3気圧防水、自動巻き、パワーリザーブ約38時間、SSケース×コードバンストラップ
1882年に創業したクエルボ・イ・ソブリノスの歴史を象徴するモデル「ヒストリアドール・アストゥリアス」に、ブルー、グリーン、レッド、タバコという4色のカラーバリエーションが一気に登場。それぞれ中心から外周に向かい色が濃くなる神秘的なグラデーションが採用されている。
この記事のタグ
この記事を書いた人
MonoMaxの大人版として2018年9月に創刊した『MonoMaster(モノマスター)』。「“遊び心あるモノ・コト”が見つかる」をテーマに、こちらのWEBでは、時計やカバン、ファッション、車から、旅、グルメまで幅広いジャンルの情報をお届け。付録の紹介もしています!
Instagram:@monomaster_tkj
Website:https://tkj.jp/monomaster/
お問い合わせ:monomaster@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする