常識を超えたオーバースペックは、より良い時計作りに対するブランドの“本気”の表れだ。最高峰の技術があったからこそ実現できた超機能に驚き、酔いしれる。驚愕のハイスペックモデル4選をご紹介。
CONTENTS
「5万円台の激レア時計」D1ミラノの“時計愛好家とモータースポーツファン待望”コラボモデルに大注目
実は7500m潜水できる!? 6000m防水ダイバーズ
OMEGA/オメガ シーマスター プラネットオーシャン ウルトラディープ
ケース径45.5mm、自動巻き、パワーリザーブ約60時間、マスタークロノメーター、SSケース×ブレスレット
¥1,584,000
ダイバーズウォッチの防水性。その最高記録を2022年春、オメガが更新した。これまでの最高は5000m防水。新作「オメガ シーマスター プラネットオーシャン ウルトラディープ」は新ケース素材を採用して1000m深い水深6000m防水を市販モデルなのに実現。しかもこの数字は25%の安全率を見込んだもの。実は7500mの水深にも耐えるという。
さらに5大洋の最深部を調査する「ファイブ・ディープス探査」に伴うテストでは地球最深部、マリアナ海溝の水深1万935mもクリアした。この記録は当分破られないだろう。
ダイバーズウォッチの分野で世界をリードしてきたオメガ、久々の超ハイスペックダイバーズ。ケースとブレスレットのSS素材には耐蝕性に優れ、より硬度の高いニッケルフリーの新素材「O-MEGAスティール」を採用する。
1/100秒計測可能な機械式“クロノグラフ”
ZENITH/ゼニス デファイ21
ケース径44mm、10気圧防水、パワーリザーブ約50時間、自動巻き、チタンケース×アリゲーター&ラバーストラップ
¥1,507,000
時刻を表示する機能に加えて、経過時間を測る機能を持つクロノグラフ。機械式の場合、測定できる時間の最小単位はテンプの振動数で決まる。10振動=毎時3万6000振動なら1/10秒。8振動なら1/8秒。そして現在、機械式クロノグラフで計測できる時間単位がいちばん細かく、1/100秒が測れる機械式クロノグラフがゼニスの「デファイ21」。
なんと、普通の時計用に加えてクロノグラフ専用の100振動=毎時36万振動のテンプを搭載。計測中、クロノグラフの秒針は世界最速、1秒間に1周という超高速で文字盤をクルクルと回る。
文字盤もケース裏もシースルーで、時計用とクロノグラフ用、2つのテンプを備えた特別なメカニズムが表裏どちらも目で愉しめる。ゼニスが“21世紀の機械式クロノグラフムーブメント”として2017年に開発した1/100秒計測が可能なムーブメント「エル・プリメロ9004」を搭載。限定やスペシャルモデルではなく定番モデルなのも素晴らしい。
この記事のタグ
この記事を書いた人
MonoMaxの大人版として2018年9月に創刊した『MonoMaster(モノマスター)』。「“遊び心あるモノ・コト”が見つかる」をテーマに、こちらのWEBでは、時計やカバン、ファッション、車から、旅、グルメまで幅広いジャンルの情報をお届け。付録の紹介もしています!
Twitter:@monomaster_tkj
Instagram:@monomaster_tkj
Website:https://tkj.jp/monomaster/
お問い合わせ:monomaster@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする