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独自のハイブリッドシステムを搭載した「E-TECHハイブリッド」が注目を集める「ルノー キャプチャー」。そのキャプチャーにブリリアントブラックで上質にまとめられた限定車「キャプチャー ブラックスタイル」(150台限定)が登場した。
キャプチャーの特徴は、SUVのヘビーデューティな雰囲気と都会的な洒落た感じがうまくミックスしていることにあるが、さらに上質に仕上げられたとなれば、その魅力は倍増かそれ以上。今回は注目の「キャプチャー ブラックスタイル」の詳細に迫ってみる。
なんともルノーらしい、不思議な魅力を持った「キャプチャー」
2021年に発売が開始された2代目ルノー キャプチャーは、欧州のベストセラーコンパクトSUVだ。タフな走りをイメージさせるデザインだが、やわらかい面の造形で同時にしなやかさも感じさせる絶妙なスタイリングが特徴で、インテリアは合理的で機能的でありながら、素材感を出しつつスタイリッシュな空間に仕上がっている。
乗り心地も独特で、ふわふわというわけではなく硬いわけでもない、ほどよくまろやかなものだ。駆動方式はFFであるが、「なんちゃってSUV」ではなく、悪路も走破するトラクション性能を持つ本格派でもある。さらに、加速感は高いのに、エンジンの高性能にこだわったように見せないのもなんともルノーらしい、不思議な魅力を持ったコンパクトSUVだ。
アーバンシックにまとめられた「キャプチャー ブラックスタイル」
今回登場した限定車「キャプチャー ブラックスタイル」は、そんなキャプチャーの「インテンス」グレードをベースに、ブリリアントブラックのアクセントを加えて、アーバンシックにまとめられた特別仕様。154psの1.3L直4ターボエンジンと7速DCTを組み合わせ、前輪を駆動するオーソドックスなパワートレーンを採用したことで、車両価格を334万円に抑えたこともポイントになりそうだ。
専用アイテムとして、光沢のあるブリリアントブラックのエンブレム、スキッドプレート、サイドプロテクションモールフィニッシャー、18インチブラック“Pasadena”アロイホイールなどを装備。インテリアにはブリリアントブラックのダッシュボードパネル、ブラックヘッドライナー、専用のブラックファブリック×レザー調コンビシートなどが備わる。なお、ルーフも「ブリリアントブラックメタリック」となる。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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