【アンダー3万円】目利きが厳選！“本当に優秀な腕時計”3選

本当に満足できる時計とは、どのようなモデルなのか？　3万円以下というリアルな価格設定のもと、セレクトショップバイヤーや識者が「これぞ！」というモデルを厳選。買って損しない高コスパな時計とは？
今回はアンダー3万円の“ジャパンブランド優秀時計”3選をご紹介！

1.八角形ケースが目を引くラグスポな【G-SHOCK】

初代モデル「DW-5000C」にも採用された八角形フォルムを継承し、タフな構造はそのままに無駄を省いたシンプルデザインのアナデジコンビモデル。薄型ながら文字盤は立体感を演出。ケース径45.4mm、20気圧防水、クオーツ

推しコメント
「店頭で出会えただけでラッキーといえるほど、大人気のモデル。G-SHOCKらしさを残しながらも、スタイリッシュなところが魅力です」（ザ・クロックハウス・齊藤貴大さん）

高剛性を発揮するカーボン繊維入りファインレジンをケースに使用したことで、厚さ11.8mmを実現した。

2.一度見たら忘れられない復刻の【シチズン ツノクロノ】

1970年代に「ツノクロノ」の愛称で親しまれたシチズン初の本格クロノグラフ機能付き時計がルーツ。シルバーの文字盤にオレンジの差し色を入れ、当時のデザインを復刻した。ケース径38mm、5気圧防水、クオーツ

推しコメント
「日本人の腕に収まりやすい38mmのサイズ感が秀逸なモデル。アイコニックなツノクロノで、腕元を男らしく演出できるのがいいですね！」（オンタイムチーフバイヤー・浦和智之さん）

ストップウォッチのように、上部にボタン類が集約した特徴的な構造。ツノのように見えることが話題に。

3.造形の美しさを極めたジャスパー・モリソンデザイン【イッセイミヤケ】

プリーツに着想を得て、文字盤にもウレタンベルトにも凹凸を設けたジャスパー・モリソンデザインの2針時計。文字盤外周部のフランジは仕上げを変えることでインデックス代わりにした。ケース径40mm、5気圧防水、クオーツ

推しコメント
「文字盤とバンドに刻まれたボーダーが視覚的に刺さるデザイン。見る角度によって表情を変えるので、つけていて楽しいんです」（スタイリスト・小孫一希さん）

ボトムにかけて徐々に小径化していくテーパードシルエットを採用。視認性を確保しつつ、装着感も高める。

撮影／村本祥一（BYTHEWAY）　スタイリング／小孫一希　取材・文／横山博之