EVになった“フィアット600”を試乗レポート、「優雅さと品格が際立つ」マツダの新フラッグシップSUV ほか【クルマの人気記事ランキングベスト3】(2024年10月版)
フェルナンド・アロンソと言えば、いわずとして知れたF1界のレジェンド。F1グランプリで32回の優勝を飾り、ルノーF1チームで2度のワールドチャンピオンに輝いたレーシングドライバーだ。その勝利への思いは今も熱く、2021/22年はアルピーヌF1 チームのステアリングを握って戦った。
今回、そんなアロンソ自らがスペインのバルセロナサーキットでアルピーヌ A110 Rを走らせ、このサーキットに合わせたシャシセットアップを施した特別なモデル「アルピーヌ A110 R フェルナンド・アロンソ」が登場した。それはどんなモデルなのだろうか。
アロンソ自身がバルセロナでシャシをセットアップ
フェルナンド・アロンソが開発テストを行ったのは、アルピーヌA110の過激バージョン「A110 R」。もともとハードなセッティングのA110 Rだが、ちょうどアルピーヌのF1マシンをセッティングするように、バルセロナサーキットの特性にあわせて、アロンソ自身がA110 Rのシャシをセットアップした。
A110 Rにはアルピーヌが特許を持つRoadとTrackの2段階の車高調整機構付きダンパーが組み込まれているが、そのシャシをさらにチューニング。Trackに設定すると、車高が10mm下がると同時にスプリング剛性が5%上がり、アロンソが設定したベストなセッティングになる。
このほか、2トーンに塗り分けられたフロントボンネット/リアフード/リアバンパーをはじめ、アロンソをイメージしたイエロー/オレンジ/ブルーの専用エンブレム、オレンジブレーキキャリパー、ボンネットフードとリアバンパーに描かれたアロンソのサインが特別なモデルであることを物語っている。
インテリアでは、アロンソのサインロゴ入りバケットシート、オレンジドアハンドル(ウェイヴィング)、イエロー/オレンジ/ブルーエンブレム、限定車専用プレート(シリアルナンバー付)が奢られる。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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