フェルナンド・アロンソと言えば、いわずとして知れたF1界のレジェンド。F1グランプリで32回の優勝を飾り、ルノーF1チームで2度のワールドチャンピオンに輝いたレーシングドライバーだ。その勝利への思いは今も熱く、2021/22年はアルピーヌF1 チームのステアリングを握って戦った。
今回、そんなアロンソ自らがスペインのバルセロナサーキットでアルピーヌ A110 Rを走らせ、このサーキットに合わせたシャシセットアップを施した特別なモデル「アルピーヌ A110 R フェルナンド・アロンソ」が登場した。それはどんなモデルなのだろうか。
アロンソ自身がバルセロナでシャシをセットアップ
フェルナンド・アロンソが開発テストを行ったのは、アルピーヌA110の過激バージョン「A110 R」。もともとハードなセッティングのA110 Rだが、ちょうどアルピーヌのF1マシンをセッティングするように、バルセロナサーキットの特性にあわせて、アロンソ自身がA110 Rのシャシをセットアップした。
A110 Rにはアルピーヌが特許を持つRoadとTrackの2段階の車高調整機構付きダンパーが組み込まれているが、そのシャシをさらにチューニング。Trackに設定すると、車高が10mm下がると同時にスプリング剛性が5%上がり、アロンソが設定したベストなセッティングになる。
このほか、2トーンに塗り分けられたフロントボンネット/リアフード/リアバンパーをはじめ、アロンソをイメージしたイエロー/オレンジ/ブルーの専用エンブレム、オレンジブレーキキャリパー、ボンネットフードとリアバンパーに描かれたアロンソのサインが特別なモデルであることを物語っている。
インテリアでは、アロンソのサインロゴ入りバケットシート、オレンジドアハンドル(ウェイヴィング)、イエロー/オレンジ/ブルーエンブレム、限定車専用プレート(シリアルナンバー付)が奢られる。
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