コンパクトなエンジンにスキニーなスタイルのスクーターはちょい乗りのイメージが強い。しかしカウルに隠れたエンジンは意外とマッチョなんていうビッグスクーターなる乗り物も存在するけれど、やっぱりタウンユース感は否めない。そんなスクーターの常識を覆すアーバンスポーツスクーターのアプリリア「SR-GT」に125㏄エンジンを搭載した最新モデルが受注販売を開始したのだ。
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アプリリア初のアーバンアドベンチャースクーター
スクーターいえば小回りがきく特性がゆえに通勤通学、日常の足にもっとも使われるコミューター。ところが排気量200ccを超えるビッグスクーターの登場以降、ロングツーリングにも使われるようになってきた。しかし活躍の場はやはりオンロード。郊外の未舗装路を走り去っていくエンデューロスタイルのスクーターは存在していなかったのだ。そんなディープな趣味の世界の隙間を埋めるべく誕生したアプリリアSR-GTだ。
アプリリアSR-GTは都市部での日常的なライディングだけでなく、小さな冒険も楽しめるアーバンスポーツスクーター。エンデューロバイクの世界にインスパイアされた装備を搭載したアプリリア初のアーバンアドベンチャーモデルなのだ。
ソロキャンパーにオススメなアプリリアSR-GT
ツーリング中に出現する様々な障害物でも簡単に乗り越えることができるよう最低地上高を高めたアプリリアSR-GT。オフロードの世界を強く意識したアドベンチャータイヤを装着することで、アスファルトだけでなく石畳やダート道など、あらゆる路面を楽しむことができるスクーター。コンパクトで張り出しが少ないサイドビューを採用し、スポーティな個性を強調している。さらにネイキッドハンドルバーを備えることでアクティブなライディングポジションと究極のコントロールを可能にしているのだ。
また長距離走行でも疲れにくい、リラックスしたライディングスタイルを可能にするフットボードは足を前方へ出すフォワードポジションを取ることができ、そのフットボード周辺はオフロードバイクのアンダーガードプレートの形状に似たデザインとなっている。誰も来ない山中で、ひっそりとストイックなアウトドアを楽しむソロキャンパーにおすすめのモデルでもあるのだ。
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この記事を書いた人
パーツデザイナー坂東 漠
スタンドがないと倒れる。ライダーの支えがないと自立できない。ライダーがいてもときにコケるといった2輪車の特性に魅了され、自転車、e-Bike、モーターサイクルの部品を開発。多くの人は気づかないが、それがないと成り立たないといったパーツを手がけている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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