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【乗ってみた】まさにトップ・オブ・トップ! アウディの頂点に立つモデル「S8プラス」が持つ恐ろしいまでの速さ。

クルマのスペックというものは、見て想像がつくあたりまでは驚かされるものですが、これだけ果てしない数値だともはや驚くこともできません。今回試乗させてもらった「アウディS8プラス」というクルマのスペックは、それほどすごい値です。

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そもそも、ベースとなるA8というモデルがどんなクルマかというと、アウディのホームページでラインナップを見てもらえばわかるとおり、A1→A3→A4→A5→A6→A7ときて、最後にA8となっています。そう、プレミアムブランドであるアウディの最高級車、つまりフラッグシップモデルなんです。そのA8のハイパフォーマンスグレードがS8であり、S8プラスは文字通りS8のさらなる進化版。

 

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搭載される4リッターV8ターボエンジンの最高出力は、S8の520馬力から605馬力にまでドーピングされ、最大トルクも750Nmへと増強されています。これがどれだけすごいかというと、日本の軽自動車は最高でも64馬力、かの有名なランエボやインプレッサWRXでも300馬力を超えるくらい、 現役日本最強モデルのGT-Rでもやっと550馬力となっています。

 

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そんなスペックですから、もちろんとんでもなく速く、停止した状態からたったの3.8秒で時速100キロに到達し、最高速度は305km/hとのこと。もちろん、日本の公道でそのスペックを使い切ることは不可能ですが、その実力の一端は、ちょっとアクセルを踏み込んだだけで十分過ぎるほど感じれらます。アクセルをグッと踏み込むと同時に、背中がシートに押し付けられ、瞬間的に、停止は不可能かと思えるほど速度が上がります。

 

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では、最高級サルーンとしての快適さを失っているかというとそんなことはありません。サスペンションはほどよいバランスでセッティングされていてかなり乗り心地がいい。ステアリングも軽くて運転はイージーだから、よほど細い道でもないかぎり、ボディの巨大さにひるむことも少ないでしょう。車内にいるかぎり静粛性はかなり高く、そのスピードとのギャップに驚かされます。

 

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装備面では、ブラック基調のフロントグリルやカーボンバンパー、リアスポイラー、軽量セラミックブレーキなどを搭載。さらに、こういったプレミアムモデルではあまり見られないマットシルバー塗装が、“只者じゃない感”をひしひしと感じさせてくれます。もちろん自動ブレーキをはじめとした先進の安全装備は“全部盛り”なので、腕に自信がない方もご安心あれ。ただし価格は、2008万円。「それなら8万円くらいまけてよ!」なんて頭に浮かんだ筆者のような庶民にとっては、一生手の届かないモデルですね(笑)。

 

 

 

TEXT/安藤修也(フォッケウルフ)

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