英国クラシックをベースとする正統派スタイルで着用のシーンを選ばない!
そして、デザインも大満足。レギュラーの「感動ブレザー」はボックスシルエットになっていて、今どきのファッショントレンドを反映したものになっていましたが、こちらのUNIQLO and JW ANDERSONコレクションのほうはウエストをほどよく絞ったレギュラーフィット。英国クラシックに基づくスタイルで、上品さを感じさせる装いにまとめやすくなっています。前身頃にはダーツも入って、見た目にもスッとしていますね。
ラペル幅も適度にボリュームがあり、さまざまなスタイリングに合わせられそう。モードすぎず、トレンドを意識しすぎてもいないところに「ちょうどいい」と感じる大人は多いと思います。
今作は裏地のないアンコン仕立てなので、これからの季節にも羽織りやすい仕様。
それでも最小限の芯地が使われていて、シルエットの肝である肩のラインを美しく表現してくれます。こうしたところは、さすがですね。
紺ブレのアイデンティティともいえるメタルボタンは、アンティーク調の仕上がり。それもJW ANDERSONオリジナルデザインで、味わい深い表現がいいですね。もっとピカピカした金色ボタンもアメトラ感たっぷりでいいんですけど、日常的に羽織るのならこれくらい落ち着きのある表現のほうが万人受けしそうです。
いつでも手元に置いておきたくなるブレザーだ!
これだけの出来で1万円もしないんですから。そりゃ、心を揺さぶられます。
シーンを問わずに使えるし、急な来客や会食のためオフィスに用意しておく「置きジャケ」としてもよさそう。満足できる1着になるに違いありません。
ユニクロ
TEL:0120-170-296
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構成/横山博之 撮影/村本祥一(BYTHEWAY) スタイリング/小林知典
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この記事を書いた人
編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
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