モノ・トレンド雑誌売上No.1「MonoMax」の編集長・奥家が、今一番気になるモノやトレンドを紹介する連載企画。記念すべき第一回目を迎えた今回は、UNIQLO and JW ANDERSONの「感動ブレザー」をチェック!
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「感動」のシリーズ名にも納得の出来!
UNIQLO and JW ANDERSON「感動ブレザー」¥7,990(税込)
素材や機能、デザインなどのスペックに加え、開発の背景にあるストーリーや製作者の情熱といったエモーショナルなところも“モノの価値”。特に「自分らしく過ごしたい」という想いが年々強まっているファッションシーンにおいては、その重要性は増す一方です。
そうしたなか、「うまいよな~」といつも感心していたのがユニクロの「感動」シリーズ。もう、まんまエモーショナルな名称なので、絶対気になりますよね。それでいて実際に感動してしまうだけのクオリティを備えているんですから、実に見事。「ほんとに~?」「そこまでのモノ?」って疑念を抱いていても、これまで試した「感動」シリーズは、どれも「おおっ!」と思わず唸る出来でした。
(余談ですけど、WBCで今年一番の感動を与えてくれた「侍ジャパン」も「感動ジャケット」と「感動パンツ」をオフィシャルウエアにしていて、めっちゃ話題になりましたね)
そして今回試したのが、「感動ブレザー」。それも、UNIQLO and JW ANDERSONコレクションのアイテムです。
ちなみに、JW ANDERSONとは次のようなブランドです。
北アイルランド生まれのデザイナー、ジョナサン・アンダーソンによって2008年に創立。当初は意匠を凝らしたアクセサリーのみを展開していたが、既製服も手掛けるブランドに急成長し、同年のロンドンファッションウィークでショーを開催。新鋭ブランドが公式スケジュール内でコレクションを発表したことで注目を浴びた。このデビューコレクションが高い評価を受け、商業的にもレーベルを成功に導き、ロンドンを代表する最も革新的な新世代ブランドとして話題を集めている。(UNIQLO公式WEBサイトより)
ユニクロとの協業体制は2017年秋冬よりスタートしているので、今年で6年目。クラシックなブリティッシュスタイルに、JW Andersonらしい遊び心を取り入れたコレクションを展開しています。
この生地……めっちゃ伸びる!
なんといっても、こうしたアイテムは着てみなければはじまりません。
うーん……感動した!こんなことをいうとおかしな目で見られそうですが(笑)、そう口走るだけの理由はあるんです。
やっぱりスゴイのが、ストレッチ性。「感動」シリーズすべてに共通しているんですけど、ぐい~んとよく伸びるから突っ張り感がないんですよね。いろいろな方とお会いしなくてはいけない仕事柄、ジャケットを羽織ることが多いのですが、これだけストレッチが効いていると窮屈さがありません。仕事もリラックスして臨めそう。その一方、しっかりキックバックするので生地が弛んだり不格好になることもない。キチンと格好よく見せたいという願いも、ちゃんと叶えてくれるんです。
見た目はスッキリしつつアームホールに余裕があるのも、よかった点。デスク上でキーボードをタイピングしようとすると前傾姿勢になりますが、そのときも脇が圧迫されにくくて不快感がありませんでした。
また、この生地には速乾機能やドライ機能もあります。これからは汗ばむことが増えてくる季節。ちょっと汗をかいてもすぐにサラッとしてくれるし、ニオイが気になる前に手軽に自宅ケアできるという便利さも、心が動かされますね。
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この記事を書いた人
編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
Twitter:@MonoMaxWEB
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