ネオクラシカルなバイクとともに人気の高いジャンルとして多くのライダーたちに支持されているアドベンチャーモデル。その中でも大きすぎず、小さすぎないボディサイズに走りも物足りなさを感じさせず、楽しく使えるのがミドルサイズのモデル。そのクラスでの人気を独り占めしそうなモデルがホンダから登場する。それがこの「XL750 TRANSALP」である。
先日開催された東京モーターサイクルショーでもCL250と共に注目を浴びていたモデルで、ライダーたちの関心も高く、その走りに期待が高まるのはもちろん、無駄のないスマートなスタイリングと爽やかなカラーリングも好印象だった。バイクを手に入れるなら、いろいろなシーンで楽しめるものが良いと考える人は多い、そんな人にきっとフィットする、様々な場面で活躍してくれそうなオールラウンドに使える一台となっている。
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親しみやすさとタフさを狙うも優雅でスマートなフォルム
普段の街乗りから週末のレジャーまで幅広いシーンで活躍できるタフさと親しみやすさを備えつつ、優雅さも感じさせるデザインのボディ。威風堂々としたスタイルに精悍なフロントマスク、全体的に角張らないラインの採用には、肩肘張らず気軽に乗って欲しいという想いも込められ、幅広いユーザーにフィットするデザインを目指している。
高速ライドの際に快適なウインドプロテクション性能と空力性能を備える大型フェアリングやオフロードライド時の走破性を高めてくれる最低地上高、そして専用のアルミリアキャリアといった見た目と機能性を考えられた部分を備え、トータルで乗り手の冒険心を掻き立てくれるアドベンチャースタイルを表現したものとなっている。
様々なシーンに対応したフレキシブル&快適な走りを実現
安定性と軽快性を両立させ、日常使いからオフロードライドまで様々な状況での扱いやすさが追求された軽量高剛性のスチールフレームに、常用域では扱いやすいトルク感と心地よいパルス感、そして高回転域では刺激的な吹け上がり感を両立し、幅広いシーンで楽しい走りを実現してくれる754ccの直列2気筒エンジンが搭載されている。
またシーンに応じた走りをサポートしてくれる4つのプリセットモード(スポーツ、スタンダード、レイン、グラベル)と乗り手の好みの設定が可能なユーザーモードを用意したライディングモードも装備されている。さらにライダーの疲労軽減と操作性の向上を追求したアシスト&スリッパークラッチも備え、快適な走りを楽しむことでができるようになっている。
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この記事を書いた人
ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
Instagram:@freerider1226
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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