ちょい乗りに便利な原付スクーター。だからこそ日常使いするのだけれど、気づいてみたらガス欠寸前! なんてことも多々ある。まあ、ガス欠になったとしても、原付スクーターは車重が軽いから押していけば済むこと、なんて心のどこかで思っていたりするもの。車重の軽さを安心感と呼ぶかはわからないが、でも実際にガス欠しないことが一番の安心材料だろう。
そこいくと電動原付スクーターは家でエネルギーをチャージできるから安心の幅はぐっと広くなる。その電動原付スクーターに、あとは何を求める? という問いに答えるよう登場したのが「SUPER SOCO CUmini+(スーパーソコ シーユーミニ プラス)」だ。なんと、300mm超えのシートが格別のゆったり感を生む。これまでになかった電動原付スクーターの登場だ。
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人間工学に基づいた設計
「SUPER SOCO」はVmoto Group社が展開するオーストラリア発の電動バイクブランドで、日本ではXEAM(ジーム)が取り扱っている。「CUmini+」はXEAMのラインナップ中もっとも小型なモデル。そんな「CUmini+」を一見すると、まず目に飛び込んでくるのがその個性的な顔立ち。特徴的なフロントマスクは高光度の一体型LEDヘッドライトを採用したU型。計算し尽くされたそのデザインにより、照射範囲も広く、夜道を明るく照らしてくれる。
300mm超えのゆったりシートはただ座り心地がいいだけではない。無理のない姿勢で運転できるよう、人間工学に基づいて重心、腕、腰、足など全体のバランスがとれるよう計算されたデザイン。大径12インチのタイヤを採用し、路面の凸凹をしっかりと受け止め、カーブも安定して走行できるのだ。
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この記事を書いた人
パーツデザイナー坂東 漠
スタンドがないと倒れる。ライダーの支えがないと自立できない。ライダーがいてもときにコケるといった2輪車の特性に魅了され、自転車、e-Bike、モーターサイクルの部品を開発。多くの人は気づかないが、それがないと成り立たないといったパーツを手がけている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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