日本の鈴鹿サーキットはお気に入りのコースのひとつというF1ドライバー、バルテリ・ボッタス。フィンランド出身というだけあって、同じく森林大国の日本の環境も気に入ってのお気に入りなのだろうか。多くのF1ドライバーが暮らすモナコに住むバルテリ・ボッタスだが、普段体幹トレーニングの一環としてサイクリングを組み込んでいるという。バルテリ・ボッタスの特別デザインをあしらった「Canyon Bicycles(キャニオン バイシクルズ)」のグラベルロードバイクが世界限定100台で発売となる。もちろん日本でも購入可能で、しかも購入方法が独特だ。
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バルテリ・ボッタスの故郷でグラベルレース開催
「Canyon Bicycles」は、世界で最も革新的なバイクブランドのひとつ。ペダルを漕ぐことの魅力をすべての人に広めることに焦点を当てて活動しているため「Inspire to Ride」というミッションを掲げ、地球上で最も優れたアスリートたちとパートナーシップを結んでいるのが特徴。その上で、今回アルファロメオのF1チームドライバー、バルテリ・ボッタスとのコラボレーションとなったのだ。
バルテリ・ボッタスの出身地フィンランドでは毎年、未舗装路でのロードレース「FNLD GRVL(フィンランド・グラベル)」が開催され、プロ選手だけでなくサイクリング愛好家など、幅広い層が大会に参加する。首都ヘルシンキから北へ約100kmのラハティで開催される競技は、40km~177kmと各種揃い、グラベルレースに挑戦。今年は2023年6月7~11日にわたって開催される。
世界的流行のグラベルロードバイク
荒れた舗装路を走破できる太いタイヤや、長距離を快適に走行できるジオメトリー設計、キャンプやツーリングのための荷物を積載する「バイクパッキング」ための機能を備えたロードバイクがグラベルロードバイクだ。アウトドア・キャンプブームは日本だけでなく、世界的に流行となっていて、グラベルロードバイクには世界中から熱い視線が送られている。
バルテリ・ボッタス自身も有酸素持久力のトレーニングとしてサイクリングを組み込んでいるのだが、モナコの美しい海岸線、アップダウンのある森など走り身体の強化に努めているようだ。実際、グラベルロードバイクでさまざまな場所を探検するようにライディングするのは、風景も目まぐるしくも変わるので楽しいことだろうが、体の部分的負担はランニングより悪影響を受けず、よいトレーニングを行うことができるという。
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パーツデザイナー坂東 漠
スタンドがないと倒れる。ライダーの支えがないと自立できない。ライダーがいてもときにコケるといった2輪車の特性に魅了され、自転車、e-Bike、モーターサイクルの部品を開発。多くの人は気づかないが、それがないと成り立たないといったパーツを手がけている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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