“新しい日常”がはじまったといわれる昨今。日々の買い物もキャッシュレスが当たり前となり、よりスマートな生活を過ごせるようになりました。となれば、財布も今の時代にふさわしいスタイルに新調すべきでしょう。
キャッシュレス先進国のノルウェーで生まれたエキセントリ「マルチウォレット」は、そうした願いに応えてくれます。
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“キャッシュレス大国”ノルウェー生まれのエキセントリ
エキセントリは、1996年に北欧ノルウェーで設立された財布ブランドです。
ノルウェーといえば美しいオーロラやフィヨルドといった大自然で有名ですが、実はキャッシュレス先進国としても知られています。キャッシュレス決済の割合はなんと95%以上。バスやトラムといった公共交通ではすでに現金での取り扱いがなくなり、自国通貨のデジタル化ももうすぐ実現される見込みで、世界でもトップクラスのキャッシュレス社会が実現されています。
エキセントリはそうした時代の変化を先読みし、キャッシュレス決済にふさわしいコンパクト財布を開発。2000年代の中頃から生産を本格化し、これまで世界20カ国以上で200万個以上を販売してきたといいます。
日本へは2017年に上陸。新時代に向けたコンパクト財布のパイオニアとして、主にトレンドセッターを中心に愛用されてきました。伊勢丹新宿店など百貨店で販売されているほか、アメリカン・エキスプレスやVISAでは特別な上級会員に進呈するギフトとしても活用されています。
“コンパクト派”必見!エキセントリ マルチウォレットのここに注目
エキセントリ「マルチウォレット」¥16,280(税込)
サイズ:H90×W70×D15mm 重量:約70㎏ 本体:高級本牛革 ロック部:ステンレス
エキセントリ「マルチウォレット」が、なぜキャッシュレス社会にふさわしい財布なのか? その理由をじっくり検証してみました。
1. 超コンパクトなのに文句なしの収納力
一番に目を引くポイントは、そのコンパクトなサイズです。クレジットカードのサイズは国際規格で85.60×53.98mmと定められていますが、この「マルチウォレット」は90×70mmで、カードとほぼほぼ変わらないくらいの大きさ。まさに手のひらサイズで、トップスの胸ポケットにもスッポリ収まるから、持ち運びにストレスを感じません。
コンパクトである一方で、必要な収納量を備えているのも特徴です。背面にはミニマムな小銭入れを取り付けているので、自動販売機や駐車料金での支払いに役立ちます。
収納できるのは、次の通り。
- カード9枚程度
- 紙幣10枚程度
- 小銭10枚程度
キャッシュレス社会の主役であるクレジット/ICカードや運転免許証など身分を証明するIDカードなど、十分な枚数を収納できるようカード用スペースを確保。そのうえで必要最小限の現金も入れられるように考慮されています。
日本でもキャッシュレス化が進んでいるとはいえ、まだまだ現金が必要とされるシーンはなくなりません。カードを重視しつつ現金の収納もフォローしたエキセントリのハイブリッドスタイルは、“完全キャッシュレスへの移行期”である今の時代に最適な設計なんです。
2. スキミング盗難防止!無敵の「RFIDブロック」搭載
カードを使った決済はとても便利で、利用できる機会はますます増えていくはず。しかし、悪いことを考える人はいるもので……カードのデータを盗み取って不正利用しようという犯罪行為も報告されています。メリットばかりのキャッシュレス化において、少ない不安要素のひとつです。
キャッシュレス先進国で生まれたこの財布は、そうした不安要素にも対応。特殊ナイロンやステンレスを一部に内装させることにより、外部からデータを盗み取ろうという電磁波を遮断させるRFIDブロック機能を搭載させました。データを盗み取るRFIDリーダーを持って近寄られても、大切な情報をしっかり保護してくれます。
さらに秀逸なのは、RFIDブロック機能を備えたカード室と備えていないカード室の2タイプを用意していること。この「マルチウォレット」はいわゆる三つ折り構造になっていますが、収納時に内側に包み込まれる2つのカード室についてはRFIDブロック機能が省略されています。これにより、収納時は他に配置されたRFIDブロック機能で保護されつつ、財布を開いたときはカード室に入れたままでのタッチレス決済を可能にしているんです。
本体正面のカード室にもRFIDブロック機能を搭載。入れたままだとタッチレス決済はできませんが、親指でカードをちょっとスライドさせてあげるだけでICチップが機能し、決済できるようになる仕組みです。
キャッシュレス社会ならではの利便性を最大限に享受しつつ、セキュリティも万全なんです。
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この記事を書いた人
ライター横山博之
カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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