注目すべきエルゴノミクス
スポーツバイクというカテゴリーではどんなにマシンが進化しようと、最後はマシンを操作するライダーの腕にかかっている。そのライダーにかかる負担をやわらげるのがエルゴノミクスだ。フットペグは10mm低くなりグリップ力が向上し、低くなったにも関わらず左右のグランドクリアランスは両側ともに1.5°も向上。
新しくなったサドルは9mm低く設定され、フェアリングとライダーの一体感が高まり、背の高いライダーでも十分なスペースを確保。そのフットペグとサドルの位置関係により、ライダーはより自然でリラックスしたポジションを取れるようになったのだ。
「アプリリア RSV4 FACTORY」スペック
全長×全幅 2,055×735mm
シート高 845mm
定員乗車 2人
車両重量 202kg
エンジン 4ストローク 水冷65°V型4気筒 DOHC 4バルブ
総排気量 1,099cc
最高出力 159.6kW(217HP)/13,000rpm
最大トルク 125Nm/10,500rpm
メーカー希望小売価格 ¥3,399,000(税込)
問い合わせ:ピアッジオコール TEL:03-3453-3903
文/坂東 漠 画像提供/ピアッジオグループジャパン
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パーツデザイナー坂東 漠
スタンドがないと倒れる。ライダーの支えがないと自立できない。ライダーがいてもときにコケるといった2輪車の特性に魅了され、自転車、e-Bike、モーターサイクルの部品を開発。多くの人は気づかないが、それがないと成り立たないといったパーツを手がけている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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