
モノ・トレンド雑誌売上No.1「MonoMax」の編集長・奥家が、今一番気になるモノやトレンドを紹介する連載企画。今回は、ブランドで初めてモジュールや回路基板などの内部部品を“丸裸”に表現したG-SHOCK「クリア リミックス DWE-5640RX」をチェックしました!
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「大谷翔平モデルが推し」セイコーの買いなスポーツウオッチ、“国内9社の技術が集結”した国産腕時計ほか【時計の人気記事ランキングベスト3】(2025年9月版)
G-SHOCK初の回路基板まで見えるスケルトンデザイン!
G-SHOCK「クリア リミックス DWE-5640RX」¥33,000(税込)
驚きのスケルトン仕様!
「DWE-5640RX」は、液晶部分から内部の回路基板まで丸見えにした、はじめてのG-SHOCKです。

今回ご案内します40周年記念モデル『CLEAR REMIX』は、これまでにない新たなチャレンジとして、モジュールや回路基板などの内部の部品を見せるデザインにより“G-SHOCK”のチャレンジ精神を表した耐衝撃ウオッチです。初号機の角型フォルムをはじめ人気の7モデルを厳選しケースやバンド、液晶、ボタンなどにスケルトン素材を採用しました。(公式webサイトより)
どれも魅力的なモデルなのですが、今回ご紹介する「DWE-5640RX」はひときわ目立つ存在です。
そもそも腕時計においてスケルトンって、ちょっと特別感がありますよね。その多くは、機械式ムーブメントの全部または一部を正面から覗けるようにしたモノ。複雑なパーツが精密に駆動する様子は見ていて楽しいし、「いつもは隠されているものが見えてしまう」のなんて、人の性として注目せざるを得ません。それに「内部の隅々まで明らかにできる」のは、どこを見られても恥ずかしくないというメーカーの自信の現れでもあるんですよね。だから世間で人気のスケルトンモデルは、そのデザインだけでなく、時計としての品質の高さやディテールの細かさといったところまで評価されたものばかりなんです。

G-SHOCK初のスケルトン液晶採用で回路基板が丸見えに!
では、注目のスケルトンデザインをチェックしていきましょう。

基盤そのものは従来の「5600」系で用いられているNo. 3526モジュールと同じものの、今作のために一部を特別にアレンジされています。中央のLSI部品の金属パーツにIPを施し、40周年を示す4つの星をレーザー刻印。通常より明るいグリーンカラーに変更し、右下にはパターニングされた「G」マークを追加。いつもより、ちょっとおめかしした回路基板が迎え入れてくれるんです。



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この記事を書いた人
編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
Instagram:@MonoMax_tkj
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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