世界で大バズリしたユニクロ「ラウンドミニショルダーバッグ」は“バッグのお手本”だ!/編集長 奥家の「コレ買いです」Vol.12
執筆者: 編集長/奥家慎二
この収納量は“ミニ”どころじゃない!
次に機能面をチェックしてみました。
一番の魅力は、ラウンド“ミニ”ショルダーという割に十分すぎる収納量を備えていることでしょう。間口は大きく開きますし、マチ幅も10cmと十分。手元にあった600mLのペットボトルを2本入れることができました。
バズらせたティックトッカーもいっていたように、ヘッドホンもなんなく入ります。
その上、2つの内ポケットも装備。スマホや財布など、普段から定位置に入れておきたい小物の収納に最適です。
コンパクトに見えるのに大容量。このマジックを可能にしているのが側面のまとめ方です。側面上部は、5cm程度の幅にまとまるよう生地を内側に折り込んで縫製しています。これにより、中身が少ないときはバッグ全体が自然とスリムになるんです。
必要となれば、底部のマチ幅は約10cmにまで拡大し、大きな容量を確保します。
グルっと張り巡らされたパイピングも、こうした仕組みを補助するディテール。一定の硬さが骨組みの役割を果たし、型崩れを防いで美観を保つんです。
【総評】これはもう“バッグのお手本”だ!
まさに“バッグのお手本”と呼びたくなるような、抑えるところをしっかり抑えた製品でした。そして再度言葉にしてしまいますが、この出来でたった¥1,500というんですから、もう……!
このユニクロの「ラウンドミニショルダーバッグ」、イギリスの新聞メディアでは「ミレニアル・バーキン」とも称され、ミレニアル世代のファッショニスタにとって象徴的なアイテムのひとつになっているのだとか。その気持ち、ポスト団塊世代の私もよくわかります。
ティックトックデビューする日がきたら、そのときもこのバッグを紹介したいと思います!
ユニクロ
TEL:0120-170-296
構成/横山博之 撮影/村本祥一(BYTHEWAY) スタイリング/小林知典
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編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
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