唯一無二の個性派SUVブランドとして人気なのがジープ。数あるラインアップのなかでも、ラングラーは無骨なイメージも併せ持つ、ジープらしいモデルだ。走りも当然本格派。その実力をオフロードで体感してみた!
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「長距離ドライブの相棒になる優秀作」ミズノのドライビングシューズが天然皮革初採用で高級感アップ
軍用車に端を発するジープ。その伝統を色濃く受け継いでいるのがラングラーだ。未来に向けてPHEVの4xeも用意しているが、一番“らしい”のが今回試乗したラングラー・サハラといえる。
急斜面の上り下りも安心して行ける圧倒的な走破性
現在、ラインアップしているのは2リッターターボのみ。400N・mという極太のトルクは頼もしさにあふれ、熟成された4WDシステムと相まって、クリアできるか不安になるような急な坂も難なく上ったのは驚くばかり。
ジープはセンターデフ式のフルタイム4WDを伝統的に採用する。熟成を重ねて高い信頼性を確保。エンジンブレーキもうまく利用しながら、滑りやすい下り坂でも安心して下ることができた。
スイッチオンで安心装置が発動! 初めてのオフロードでも不安なし
4WDシステムはセンターデフを電子制御しているが、ドライバー選択の余地が残されている。走りや路面に合わせ、デフでも変速が可能で、滑りやすいオフロードでは、4L(4WDのローモード)を選ぶのがおすすめ。
大きなトラクションが4輪にかかるようになって、高い走破性を発揮する。セレクターを動かすだけでも雰囲気十分だ。
オフロードで不安になるのが、坂道の途中で再スタートや滑りやすい下り坂を降りていくシーン。ヒルスタートアシスト&ヒルディセントコントロール機能を備えているので、ボタンを押すだけで自動で速度を調整してくれる。
オフロードでは意外なところに障害物などがあるが、カメラが死角部分を映し出してくれるので安心。日常使いでも、細かな路地での見切りの確認などで威力を発揮する。
オフロードではクルマだけでなく、タイヤの性能も重要になる。例えるなら、登山には登山靴がマストなのと同じ。グレードにもよるが、アメリカらしさあふれるブランド、BFグッドリッチが装着される。トレッドデザインだけでも気分は上がる。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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