第10位:人のぬくもりに触れられる手作り感あふれる観光列車「ながまれ海峡号」(道南いさりび鉄道)
道南いさりび鉄道「ながまれ海峡号」/運行区間:函館~木古内
写真提供:道南いさりび鉄道
日本旅行が主催する不定期運行の観光列車で、津軽海峡の景色と地元の食材を活かしたグルメを堪能できる。地元の人による特産品の立ち売りや駅のホームでのBBQもおすすめ。
「日本一貧乏な観光列車といわれている『ながまれ海峡号』ですが、地域の方が特産品を販売してくれたり、駅のホームでBBQをしたりと人のぬくもりが感じられます。車窓からの夜の風景も素敵ですよ」(久野さん)
第9位:地域の人のあたたかさに触れる沿線で出会うさまざまなおもてなし「伊予灘ものがたり」(JR四国)
JR四国「伊予灘ものがたり」/運行区間:松山~伊予大洲、松山~八幡浜
写真提供:JR四国
予讃線(愛ある伊予灘線)を1日4便運行する観光列車で、4便それぞれ異なる食事が楽しめる。沿線のおもてなしも魅力のひとつ。3両編成で、大切な人と過ごす時間と空間をコンセプトにした3号車「陽華の章」は、定員2~8名の完全なプライベート空間。特別なおもてなしでワンランク上の旅が楽しめる。
レトロモダンな車内から穏やかな伊予灘を間近に眺めながら、四国愛媛の伝統工芸やおいしい食事が楽しめる4つのコースを用意する「伊予灘ものがたり」。沿線で出会う地域の人々のあたたかなおもてなしも魅力。
「海の景色の優雅さと、人のあたたかさを感じることができる観光列車。沿線のみなさんがたくさん手を振ってくださって、乗っているとじわじわと感動してきます。おもてなしがすごく、地元に愛されているんだなと感じます」(吉川さん)
第8位:日本の古きよき町や温泉、飛騨地方への旅を快適に!「特急ひだ/HC85系」(JR東海)
JR東海「特急ひだ/HC85系」/運行区間:名古屋~富山
写真提供:JR東海
名古屋~富山間の高山本線を走る特急列車で1日10往復の運行。ハイブリッド方式のHC85系が導入され、座席設備もアップグレードされた。
車内には、沿線地域の伝統工芸品を鑑賞できる「ナノミュージアム」を設置。車両ごとに異なる工芸品を設置しているので乗るたびに違う楽しみがある。
飛騨高山や下呂温泉など日本の古きよき観光地への移動に人気の「特急ひだ」。2023年3月18日から、すべての定期列車が新型車両「HC85系」となっての運行がスタートした。
「岐阜、美濃太田、下呂、高山など、日本ならではの旅が楽しめる飛騨地区への移動は、HC85系を導入した『特急ひだ』がおすすめ。普通車もぐっと使いやすくなりました。車両ごとに異なる工芸品が設置されたナノミュージアムも楽しいですよ」(岡藤さん)
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