ランクルらしさを継承する「70」シリーズも国内復活
ランドクルーザー「250」シリーズの発表会で嬉しいサプライズがあった。現在日本では導入が途絶えているヘビーデューティーモデルの「70」シリーズが、今冬、継続販売モデルとして日本に再導入することが明らかになったのだ。
ランクルらしさを継承し続ける存在である「70」シリーズは、「BJ」「40」シリーズの後継として1984年に誕生。日本市場向けは2004年に販売を終了したが、デビュー30周年を記念し、2014年に1年間の期間限定で再販された。
ちなみにその2014年版は、4ドアバン（76系）とダブルキャブ ピックアップ（79系）をラインナップし、4LのV6ガソリンエンジンに5速MTが組み合わされていた。
2023年冬に継続販売モデルとして国内復活が決まった新しい「70」シリーズは、その特性を継承しながら、時代に合わせて進化。パワートレーンを高い信頼性を誇る1GD型2.8L ターボディーゼルに変更し、耐久性に優れ信頼度の高いラダーフレームを継続して採用しながら、オフロード走破性とオンロードでの乗り心地を向上させたという。
トヨタ ランドクルーザー 70シリーズ プロトタイプ 主要諸元
●全長×全幅×全高：4890×1870×1920mm
●ホイールベース：2730mm
●エンジン型式：1GD-FTV
●エンジン：2.8L ターボディーゼル
●最高出力：150kW（204PS）
●最大トルク：500Nm
●トランスミッション：6速AT
文／近藤暁史 写真提供／トヨタ自動車
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ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ（日本自動車ジャーナリスト協会）会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中！
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