モノ・トレンド雑誌売上No.1「MonoMax」の編集長・奥家が、今一番気になるモノやトレンドを紹介する連載企画。今回は、シンプルながら機能的なモノリスのバッグ「STUFF SACK STANDARD」をご紹介します!
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時代を捉えたモノリスは最注目のバッグブランドだ!
各年の新作の中からベストなアイテムを選ぶ『カバン大賞』を催したりと、MonoMaxで特に力を入れているのがバッグ。毎号のように個性的なブランドをご紹介しているのですけども、個人的にも注目しているのがモノリスです。2020年10月にローンチされたばかりの新興ブランドなのですが、めちゃくちゃ今の時代にフィットしているんです。
このバッグは必要か。
驚くほどの合理性、機能性、耐久性。日常的に使うものにここまでのスペックは必要ない。そう言う人も少なからずいるだろう。
しかし、私たちは、日常的に使うものだからこそ必要だと考える。リペアを可能にするシンプルな合理性が。優れたツールとしての小気味よい機能性が。長く愛用できる確かな耐久性が。
MONOLITH【モノリス】。バッグとラゲッジのアップデートは、ここから。その驚きは、やがて次のスタンダードとなっていく。(公式webサイトより)
「バッグは持たずに手ぶらがいい」なんていうスタイルも受け入れられているこのご時世を受け、「このバッグは必要か」なんて存在意義のところから見つめ直す姿勢がすごいですよね。僕的にも、
- たとえばロゴマークは探さないと見つからないくらい、匿名性をも感じさせるシンプルデザイン!
- それでいて素材から収納構造までかなり機能的!
- (ビジネス的には愚直だけど)新作ラッシュで世間の注目を引くより、定番をアップデートする形で理想を追求!
なんてところにとても好感を持っています。
モノリス「STUFF SACK STANDARD M」¥14,300(税込) W33×H54cm
そして今回取り上げるのが、比較的新しく登場したこちらのスタッフサックです。
「大きなバッグを持ち歩きたくないけど、パンツのポケットをパンパンに膨らませたくもない」なんていう日常のシーンにおいて、これくらいのバッグがすごく合っているように思うんですよね。街歩きにもいいですし、個人的にはサウナに行くときにも重宝しそうで、注目していました。
使い勝手を高めるディテールが満載!
簡易的なバッグとしてさまざまな用途に利用できるスタッフサック。まず目を引いたのが、使われている素材です。
素材に使われているのは「Ballistic AIR 630D」。摩耗・引き裂きに強いことで有名なコーデュラバリスティックの耐久性に加え、糸を中空化させることで従来よりも軽量に仕上げたコーデュラバリスティック素材が使われています。見た目にもほどよくツヤやかで、カジュアルはもちろんビジネスシーンにもハマる質感です。
エンボス加工された「MONOLITH」の表示が、このバッグの外側に取り付けられた唯一のロゴマーク。正直、いわれなければ気づかないレベルですよね。ロゴマークをどどーんと目立たせるように据え置いた製品とはまったく異なる表現で、このブランドの“らしさ”を物語っています。
一般にスタッフサックの留め具にはよくファスナーやドローコードが使われますが、今作ではロールトップタイプを採用。それによって大きな開口部を実現しています。
また、留めたときに輪っかができるのもポイント。そこをハンドル代わりに持ち歩けるようにもなっています。
またくるくると生地を巻き取る量によって、サイズ感をアレンジできるのもロールトップのいいところ。本製品の高さは54cmありますが、ロールトップの巻き方によって15cm前後くらい変わるので、荷物の量や見た目に応じて調節することが可能です。
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この記事を書いた人
編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
Instagram:@MonoMax_tkj
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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