モノ・トレンド雑誌売上No.1「MonoMax」の編集長・奥家が、今一番気になるモノやトレンドを紹介する連載企画。今回は、無印良品から登場した「燃えにくい素材を使ったカバーオールジャケット」に注目してみました!
「ジャーナルスタンダードの“黒い”新作コラボ」ビンテージ感醸すピグメント加工がすごい!欧州スケーターブランドとタッグを組んだカプセルコレクションに大注目
無印良品からアウトドアを意識したアイテムが増えてきた!
コロナ禍もだいぶ収束しはじめ、世の中のあらゆるものが“ニューノーマル”といわれるような次の時代へ歩み始めた昨今。すでに名の知れたブランドでも新しいチャレンジを行っていたりとさまざまな変化が見受けられますが、個人的にも大いに注目しているのが無印良品です。ご存知の方も多いと思いますが、無印良品は昨年2022年秋から“チェンジ”しているんです。
2022年秋、<無印良品>が変わりました。長く飽きずに使えるもの作りを続けてきた<無印良品>が新たに生み出しているのは、もう一歩先を見据えたニュースタンダードです。例えば衣料品。(略)どのアイテムも、毎日つい手に取ってしまう、生活の道具としてのスタンダード。<無印良品>が考える「新しい普通」の誕生です。(公式webサイトより)
開発体制も強化され、これまでになかったようなアイテムが続々と登場してきています。
無印良品「燃えにくい素材を使ったカバーオールジャケット」(MUJI Labo)¥9,990(税込)
今回ご紹介する「燃えにくい素材を使ったカバーオールジャケット」は、そんな“無印良品のニュースタンダード”だからこそ生み出された新作でしょう。
以前からアウトドアでも使えるようなアイテムが数多く展開されていますけど、最近ではLEDタイプのランタンが発売されたりと、ますますアウトドアで使いたくなるアイテムが増えているんですよね。今作もそのものズバリ「燃えにくい素材を使ったカバーオールジャケット」というのですから、火を扱うキャンプシーンで活躍が期待されています。
製品名にも用いられた「燃えにくい素材」は、綿50%とモダクリル50%の混紡生地です。このモダクリルという繊維が優れた難燃性を持っていて、防炎布やカーテンなどの難燃製品に広く使われています。後加工で機能を付与したわけではないため、繰り返し洗濯をしても難燃性が損なわれないのも利点です。また化学繊維の中でもっとも羊毛に似た性質を持つとされ、ふんわりとして暖かな肌触りや柔らかも備えています。
今作はやや厚手で、アウターとして心強い生地感に仕上がっていました。
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この記事を書いた人
編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
Instagram:@MonoMax_tkj
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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