【集中連載】今語りたい名車 Car No.23 ジャガー XF PURE
「グランツーリスモ」シリーズのプロデューサー、山内一典さんが毎号1台のクルマを取り上げてその魅力を語るMonoMax連載「山内一典が選ぶ今語りたい名車、未来も語りたい名車」。
このたび、当連載がめでたく25回を迎えます。
そこで、これまで当連載で扱ってきた名車を本ブログにて1台ずつご紹介。
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第23回の名車はジャガー XF PUREです。
今や本当に数えるほどになった
真の“高品質”セダン
ジャガーのミドルクラスセダン、XFにフルモデルチェンジが行われたのは、2015年秋のこと。
2代目となったXFは、スタイリングデザインこそキープコンセプトだが、骨格からして大きく違っている。
車体の75%にアルミニウムを使った新しいモノコックを採用しているのだ。
おかげで先代と較べて最大で190kgの軽量化に成功し、捻り剛性も最大28%向上している。
また全長を10mm短くしつつ逆にホイールベースを50mm延長し、居住性を高めているのも特徴。
室内がジャガーらしい豪華さに満ちてることは、言うまでもない。
日本仕様のパワーユニットは、380psと340psの3リッターV6スーパーチャージャー、240psの2リッター直4ターボに加え、180psの2リッター直4ターボディーゼルの計4タイプ。
価格は604~1120万円。
ちなみに今回の試乗車はディーゼル+8速ATを搭載する最もベーシックなモデルで、614万円だ。
●ここにも注目!
XFのディーゼルユニットはパワーこそ控えめながら、トルクは430Nm(43.9kgm)と極めて豊か。
力強く上質なフィールに満ちている。
また室内はモダン・ジャガーならではのクラシックとモダンが綺麗に融合した独特な美しさを持つ空間。
居心地も素晴らしく快適だ。
取材・文/嶋田智之 撮影/池之平昌信
(本文の内容は2016年本誌掲載時点のもの)
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