フォルクスワーゲンT-Crossは3年連続で輸入SUV 登録台数No.1の座に輝いた超人気者。日本で愛されるには、それなりの秘密がたくさん詰まっているからだ。SUVはもちろん使い勝手がいいのはわかるが、昨今のアウトドアブームも手伝ってか、いかんせん大型モデルが多い。ところがこのT-Crossは日本の道路環境にぴったりマッチしたボディサイズ。狭い道だって楽々走れるほど取り回しがいいコンパクトSUVなのだ。そんなT-Crossに個性的なカラーコーデの特別仕様車「Copper Style(カッパースタイル)」が登場した。
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クラス最大級のラゲージルームとパワフルなエンジン
コンパクトなはずなのに、室内や荷室には「余裕」を感じるT-Crossは存在感まで大きい。荷室は後席使用時で455ℓと大容量。後席をすべて倒すと1,281ℓとなり、後席は分割可倒式シートだから片方を倒すと長い荷物もラクラク入る。
T-Crossに搭載される1.0ℓ TSI®エンジンは直噴技術とターボを組み合わせで、最高出力85kW(116PS)、最大トルク200Nm(20.4kgm)とパワフル。そんな力強いパフォーマンスを発揮しながらもエンジン効率のよさと軽量化により燃費も向上しているのだ。
スペック以上に滑らかな走り
小排気量を感じさせないパワフルなT-Crossだが、エンジンパフォーマンス以上に走りを滑らかにさせているのが7速DSG®トランスミッションの存在だ。T-Crossは2つのクラッチを持ち、切れ目のない滑らかな加速を実現する新世代のトランスミッションを搭載。
レーシングドライバー並みのシフトチェンジを実現するシステムは、簡単な操作で切れ目のなく滑らかに加速していくのが特徴。1.0ℓのエンジンとはとても思えないスムーズな走りが、輸入 SUV 登録台数No.1となるポイントのひとつだろう。
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この記事を書いた人
ロケコーディネーター倉田和馬
オセアニア地区在住。「現場へ遅れず安全に送り届ける」をモットーに絶景へと案内するロケーションハンター。ゆえに低燃費・環境性能・安全機能に興味津々で、日本車・外車を問わず、最新のクルマ情報にアンテナを張り巡らしている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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