大排気量のスポーツツアラーらしい大型サイレンサーを持ちながらも心地よいサウンドを奏でる「Ninja 1000SX」。カワサキ伝統の水冷並列4気筒DOHC4バルブエンジンを採用し、スポーティなライディングフィールとロングツーリングを可能にするそのマシンは、大人気のモデルだ。その「Ninja 1000SX」に2023年新採用となるNEWカラー&グラフィックが登場した。
CONTENTS
「人気必至の国産中型バイク」アニバーサリーイヤーの2台が揃って登場!カワサキの新型ネオクラシックモデル“W230”“MEGURO S1”に大注目
コントロール性と快適性がクロスオーバー
よりスポーティなライディングフィールを求めると、快適性が損なわれていくのはオートバイに限ったことではないのかもしれないが、この「Ninja 1000SX」に限ってはコントロール性と快適性がちょうどいい感じでクロスオーバーしている。ゆえにスポーツツアラーとして人気が高いのかもしれない。
「Ninja 1000SX」は通常のスーパースポーツモデルと比べ、アップライトなポジションとなるセパレートハンドルを採用。それにより上半身が高い姿勢になるのだが、スタイリッシュなウインドシールドは4段階の角度調整が可能で、ライダーの好みに合わせて整流効果を高めることができるのだ。
パートナーにも優しい「Ninja 1000SX」
大型スポーツツアラーはそのゆとりある排気量により、タンデムツーリングでも快適なパフォーマンスを得られる。しかし、そのトルクフルな底力に酔いしれているのはライダーだけであって、タンデムシートに座るパートナーは別のところに重きを置いているはずだ。しかしこの「Ninja 1000SX」はパートナーにも優しいモデル。人間工学に基づく握りやすい形状となっているタンデムグリップにより、パートナーの快適性に貢献。さらに高密度のウレタンクッション素材を採用することで快適性とホールド性を実現しているのだ。
この記事のタグ
この記事を書いた人
パーツデザイナー坂東 漠
スタンドがないと倒れる。ライダーの支えがないと自立できない。ライダーがいてもときにコケるといった2輪車の特性に魅了され、自転車、e-Bike、モーターサイクルの部品を開発。多くの人は気づかないが、それがないと成り立たないといったパーツを手がけている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする