インストゥルメント・ウォッチを開発する時計ブランドのベル&ロスは、航空機のコックピットを想起させる最も象徴的な文字盤を採用した限定モデルの新作「BR 03 Gyrocompass」をローンチした。
「ちょうどいい腕時計」普段使いに◎の39.5mm径、レイモンド ウェイルから“ラルゴ・ウィンチ”コラボの自動巻モデルが登場
「BR 03 Gyrocompass」¥649,000/自動巻/41㎜径/100m防水/999本限定
BR 03は、航空機のダッシュボードの計器を腕時計として再解釈するというコンセプトを掲げて2006年より展開しており、ベル&ロスにおいて中核を成すコレクションのひとつに位置付けられている。
「BR 03 Gyrocompass」の外観は、専門家の間で航路指示器として知られる計器のグラフィックコードを採用し、航空機の操縦席の文字盤に使用される技術的な設計を忠実に再現。上空の航空機を表示することで、一瞥するだけで瞬時にパイロットに進行方向を知らせ、必要に応じて方位磁針で位置を修正することを可能にしたという。
また注目すべきは、戦闘機シルエットだ。機首の先端がインデックスを指すことで、着用者は正確に時間を読み取ることができるというもので、これは2013年にベル&ロスが初めて考案したアイデアで、フランジに数字を配することで時間の確認をシームレスに行うことができる。時針と並ぶ大きめの分針は、ポインターを思わせるホワイトのアローにより見やすくなっているのも特徴。スリムで超高精度なセンター秒針は、大きめのカウンターウェイトが魅力あるキネティックな視覚効果を生み、飛行中の航空機のように文字盤に恒久的な動きを与えてくれる。
日付は4時と5時の間の窓に表示され、控えめながら効果を発揮。必要な時には、任務の最中でも時間の読み取りを妨げることなく簡単に確認することができる。
暗闇でも機能性を確保するため、この時計には洗練されたルミナス加工が施されている。主要なポイントと三角のインデックスはグリーン発光、時表示のインデックスは瞬時に読み取り可能なブルー発光のスーパールミノバ®をコーティング。一方、航空機シルエットは類まれなグリーンがかったイエローの光を放ち、文字盤の中で際立った存在感を示す。
ディスプレイの力強さに加え、この時計は航空ジャイロコンパスの複雑な機械設計へのオマージュでもあるという。パイロットにとって、正確な現在地を知ることは極めて重要なことのひとつだ。そのためエンジニアたちは、飛行中の航空機の位置を文字盤上の垂直方向のグラフィック表示に変換する機能を備えた、シンプルなビジュアルでありながら技術的に複雑なシステムを開発したという。
新作「BR 03 Gyrocompass」に実際のジャイロコンパスは搭載されていないが、信頼性が実証されたムーブメント、自動巻きキャリバー「BR-CAL. 302」を内蔵。振動数28,800/時(4hz)を誇り、パワーリザーブは約54時間。飛行中でも陸上でも、プロフェッショナルな要求に応える完璧なタイムピースに仕上げている。
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ベル&ロス公式サイト
https://www.bellross.com/ja/
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