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【コンビニ商品陳列のナゾ】あなたも知らぬ間に誘導されていた!? セブン-イレブンのレイアウトが変わった理由とは?

執筆者:

コンビニで買い物をする客(イメージ)

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自宅の近くで、職場の近くで、お出かけ先で……様々な場所でコンビニを利用することがあると思います。しかし、どこのコンビニも、そしてセブンもファミマもローソンも大抵は同じレイアウトになっていると思いませんか?

なぜ「雑誌は入り口の窓際に」「お弁当は一番奥に」あるのでしょうか? 今回は、自身もコンビニ出身で現在は消費経済アナリストとして数々のメディアで活躍されている渡辺広明さんに「コンビニ陳列の謎」について聞きました。

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どこも同じレイアウトなのはコンビニ戦略では必然!

渡辺さんによると、そもそもコンビニをはじめとする小売業では共通する戦略があるといいます。

「基本的に小売業は、お客に目的の商品に加えてついで買いをさせないと売り上げがアップしないと考えられています。ショッピングモールのエスカレーターはわざと遠回りになるように配置されていますが、なるべく売り場を回遊してついで買いをしてもらえるように考えられています」(渡辺さん)

そのために、コンビニでは昔から「マグネット商品」と呼ばれているものがあるのだそう。

「お弁当と飲料です。マグネット商品とは集客力のある商品のことで、お客がそれを目当てに来店するもの。なのでお弁当と飲料はどの店舗でも1番奥の方にありますよね。そこに行くまでの道のりで目に入った商品をついで買いしてしまう可能性が上がります」(渡辺さん)

誰でも経験があるのではないでしょうか。そうした考え方・戦略をもとにお店づくりをしていくと必然的にどの店も同じレイアウトになっていくということなのですね。

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この記事を書いた人

松本果歩

ライター松本果歩

インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。

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