イギリス秘密情報部のエージェント、ジェームズ・ボンドを主人公とする映画「007」シリーズ。この映画には、いつも最先端のクルマやバイクが登場する。シリーズ最新作、「ノー・タイム・トゥ・ダイ」には、トライアンフScramblerがスクリーンを所狭しと駆け回った。そのScrambler が新たに生まれ変わり、2024年モデルが登場した。エンジンパフォーマンス、ライディングパフォーマンス、そしてコストパフォーマンスというバイクに重要な3大パフォーマンス。この新生Scramblerは、その3大パフォが凄すぎる!
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EVになった“フィアット600”を試乗レポート、「優雅さと品格が際立つ」マツダの新フラッグシップSUV ほか【クルマの人気記事ランキングベスト3】(2024年10月版)
1. エンジンパフォーマンスはDNA
Scramblerシリーズに2024年モデルとして新たに加わったのが「Scrambler 1200X」と「Scrambler 1200XE」の2モデル。特徴的な位置に備え付けられたツインエキゾーストが唯一無二のカスタムフォルムとなっていて、これぞScramblerというスタイルを形成。そのツインエキゾーストを辿っていくと、ハイパフォーマンスの源となる1200ccエンジンが現れる。
新生Scramblerに搭載されるパラレルツインは、精密にチューニングされた伝統のボンネビルエンジン。ピークトルクは110Nm/4,250RPM、ピークパワーは90PS/7,000RPM。オンロードでもオフロードでも、完璧なパワーバランスを発揮できるようにScramblerらしく設定されている。
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パーツデザイナー坂東 漠
スタンドがないと倒れる。ライダーの支えがないと自立できない。ライダーがいてもときにコケるといった2輪車の特性に魅了され、自転車、e-Bike、モーターサイクルの部品を開発。多くの人は気づかないが、それがないと成り立たないといったパーツを手がけている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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