2. 愛知県「ポンポコソース味焼そば」(山本製粉)
「ポンポコソース味焼そば」(山本製粉) ¥146(税抜)
40年以上愛知県は東三河地区で愛されている「ポンポコシリーズ」ですが、その中でも根強い人気がこのポンポコ焼そば。大正5年から地元に愛される製粉業からスタートした老舗。
これは焼そば袋麺で一番多いオーソドックスな作り方。フライパンに200mlの水を沸騰させた中に麺を入れてほぐしていきます。お湯がなくなったら粉末ソースを入れて出来上がりです。
具材を入れたら味が薄くなるので追加で調味料を入れることを注意書きしてあります。特に茹でる分数も書いてませんので、カンと経験がものすごく問われるのが焼そば袋麺の世界線。
今回はうまく行きました、そう、このうまくいった感がたまらないんです。麺はオーソドックスなフライ麺、粉末ソースはこの地域らしいちょっと濃いめの味です。磯の香り高いジャンク感満載の1皿です。
たぬきの絵がとてもかわいい「ポンポコ焼そば」ですが、麺ももっちりしておりソースも濃厚ですので具材を入れても薄くならず美味しく食べられます。ツワモノはケチャップやソースの追加などでオリジナル焼そばにする楽しみも袋麺の魅力です。
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この記事を書いた人
食文化研究家大和イチロウ
趣味として、時にはカップ麺や袋麺の監修を手がける“中の人”として、日々インスタントラーメンにまみれているラーメンマニア。即席麺「一日一麺」を掲げ、36年で25,000食を実食。その足と舌で日本全国から集めた絶品のご当地袋麺を取り扱う専門店・やかん亭代表。
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