周囲に空気をまとわせることで断熱効果を生み出すダウンは、びっしょり濡れてしまうとその効果がなくなり、途端に暖かさが失われてしまうのだ。この弱点を克服すべく、エル・エル・ビーンで採用しているのが「ダウンテック™ダウン」。今回は編集部が厳選した4アイテムをご紹介。
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「最⾼峰のダウンジャケット」この冬はナンガの極暖ダウン“イブキ”“ミカミ”が手放せない!
撥水加工でダウンの弱点を克服!「ダウンテック™ダウン」なら雨や雪に降られても大丈夫!
寒さが身に応えるように感じられはじめた昨今。これからの季節の主役といえば抜群の保温性と軽さを誇るダウンウエアで、今からどんなアイテムを着ようかと想いを巡らせている人も多いだろう。ただ、ひとつ留意しておきたいのは、ダウンは水に弱い素材だという事実だ。この弱点を克服すべく、エル・エル・ビーンが採用しているのが「ダウンテック™ダウン」。
これは、優れた撥水性と復元性を持つことで水に濡れても断熱性能を失いにくい画期的な中綿材料のこと。雨やベタ雪といった状況に苛まれても、ダウンウエアならではの保温性を保つことができるようになる。しかも、日常からアウトドアまで幅広いシーンで使えるような多彩なモデルで「ダウンテック™ダウン」を採用しているのもうれしいところ。
優れた機能を誇る「ダウンテック™ダウン」とは?
エル・エル・ビーンのアウターの一部に使われているダウンテック™ダウンは、通常のダウンより約33%水分を弾き、かつ約66%早く乾く画期的な中綿材料。水分を吸ってダウンが固まることがないから、雨で内部まで濡れてしまったような状況でもダウン本来の保温性を期待できる。
水に浸ければ一目瞭然!
一般的なダウン(写真右)の場合、水に浸すと間もなく水没していく。そうなれば断熱層を作り出すことができず、保温性も失ってしまう。ダウンテック™ダウン(写真左)なら、ご覧の通り類まれな撥水性によって水に沈みづらく、ダウンが本来備えている断熱性を遺憾なく発揮できる。
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この記事を書いた人
ライター横山博之
カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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