これからも、ステキなモノと出会うために。今や、誰しもが欠かすことのできない “SDGs”への配慮がなされた、魅力的なモノやサービスをこの記事では紹介していく。そもそもSDGs とは、2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標のこと。「貧困」「持続可能な消費と生産」「気候変動」など17のゴールと169のターゲットから構成されており、2030年が達成年限となっている。SDGsについておさらいした所で、今回は「アンダーソン アンダーソン」の『UU990T』をピックアップして紹介する。
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和紙と森林環境の循環を進めていく
環境にもやさしいからこそ、その肌触りのよさが心にまで響くのかもしれない。2019年に創業したアンダーソン アンダーソンは、「和紙がつくる健やかな肌。」というコンセプトにある通り、和紙素材を軸としてアンダーウエアなどを展開しているブランドだ。豊かな森林は自然環境を良好な状態に保ってくれるが、成長しきってCO2吸収力が衰えた樹木は人の手で伐採し、若い樹木を育てたほうが好循環を生み出せる。そうして森林を管理した過程で生まれた和紙をもとに、通気性や伸縮性、消臭性を持たせた「ワシファブリック」を活用して製品を展開してきた。この通り、「ワシファブリック」は世界で最もサステナブルな原料といえるだろう。
そして今冬には、日本の職人が徹底的にこだわりぬいた究極シリーズとして初となるプレミアムTシャツ「UU990T」を発売。和紙素材の快適性とスーピマコットンの上質感を兼ね備え、エレガントなシルエットや強度を高めた縫製など細部までこだわり抜いている。編み立てから染色、縫製に至るまで日本の老舗工場が手がけており、丁寧に作られているのも魅力だ。カジュアルな日常着から清潔感あるビジネススタイルまで、毎日の定番として着用できる。サステナブルな素材だからこそのプレミアム感を、肌に直接触れて体感してみてほしい。
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この記事を書いた人
ライター横山博之
カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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