【ボーナスで欲しい ご褒美ウォッチ3選】U10万円の高見え必須な注目作が集結！今年の顔やトレンドもまるわかり

3.【BALTIC】アンティークウォッチを現代に

創業は2017年と比較的新しいフランス生まれのBALTIC（バルチック）。クラウドファンディングで立ち上げるやいなや、完売を繰り返してきた新興ブランドです。そんなブランドの魅力となっているのが、アンティークウォッチのような佇まい。創業者の父が残したアンティークコレクションからインスパイアを受け、生み出された時計たちは、デットストックのアンティークのような雰囲気を持つのが特徴です。

ブラシ仕上げの鉄道トラックが磨かれたセクターを囲み、その上に磨き上げられたアプリケが配置されており、文字盤の残りはマットなサンドブラスト仕上げで、アズラージュ仕上げのサブダイヤルを2つ配置するという、この小さな文字盤の中に様々な加工や表現を取り入れています。

Seagull Manufactureが開発した手巻きの機械式クロノグラフムーブメントST1901キャリバーを搭載し、42時間のパワーリザーブと最大30分の計測が可能という、本格的な機械式時計の魅力を味わえます。

着けてみるとこんな感じです。1940年代のアンティークウォッチを元に作られた今作ですが、本物のアンティークウォッチと見間違うかのような完成度の高さに驚きます。「アンティークウォッチの雰囲気は好きだけど、もっと日常使いしたい」という方には、まずこちらの1本をオススメします。

今回はボーナスで欲しい10万円以下の時計に注目してみました。手を出しやすい価格帯でありながら、高見えするデザインも特徴です。気になるモデルがあれば検討してみてはいかがでしょうか。

スタイリング・文／小林知典　撮影／村本祥一（BYTHEWAY）

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