【日本で一番売れてるクルマ】ホンダの新型「N-BOX」は死角ナシの最高傑作!デザイン、質感、走り全面進化にビックリ『小沢コージの遊べるクルマ』
執筆者: MonoMax編集部
MonoMax本誌にて好評連載中の「小沢コージの遊べるクルマ」では、自動車ジャーナリストの小沢コージさんが、ただの移動手段として使うだけではもったいない、遊びたくなる魅力を秘めたおすすめの1台を紹介しています。今回は、「デザイン、質感、走りの全面進化で、ほぼ死角ナシの最高傑作」と小沢さんが評するホンダ N-BOXを取り上げます。
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事実上の新国民車!3代目も売れ続けるか
いまや日本で一番売れるクルマ( 日本自動車販売協会連合会調べ)となったホンダN-BOX。直近では2015年から22年まで軽で8年連続No.1、オールジャンルでも事実上6年連続No.1だ。
秘密はもともとはダイハツ・タントが生み出した全高1.7ⅿ台で両側スライドドアを持つ軽スーパーハイトワゴンカテゴリー。軽自動車とは思えない広さと運搬能力を持ち、利便性も高い。ジャンル最後発のN-BOXはソコにクラス超えの内外装クオリティや乗り心地、安定性を持ち込み、ここ数年は他車を寄せ付けない強さを発揮。
何せモデル末期でも平気で月販2万台を超えるのだ。かつてのカローラやフィットに負けない人気っぷり。そこで昨年登場の3代目に注目が集まっていたがキモは骨格サイズがほぼ不変なこと。実はフルモデルチェンジといっても骨まで一新するのは大抵2回に一回。3代目はちょうど現状キープのタイミングで出来映えが気になっていた。
しかし心配ご無用。全面的に進化している。エクステリアはまるで無印良品のようなおしゃれ具合。もともとN-BOXの標準ボディは特に家電的だったが、ますます動くトースターのような品質感。フロントのLEDヘッドライトはリングが太くなり、デイタイムランニングライトも標準装備。なかでも細かく穴のあいたドット模様グリルがいい。一方ワイルドなカスタムも同様に家電的になり押し出しが減ったのが懸念だがここは将来変わるかもしれない。
内装もよりデジタルかつハイクオリティに進化。インパネはシンプルでダッシュボード位置が下がり視界向上。メーターはシンプルな7インチデジタルになり見やすくすっきり。唯一の懸念は細かなモノ入れが減っていることだが、その分グローブボックスの容量はほぼ倍になり、隠せる収納へと進化した。
かたやノンターボとターボのエンジンやCVTはほぼ据え置き。だが制御で加速のキレが増し足回り改良で乗り心地もアップ。ズバリ価格数万円アップで魅力倍増。3代目も売れそうだ。
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