「ラグジュアリースポーツ」。時計好きであればピンとくるかも知れませんが、近年また大きなトレンドになっているジャンルです。明確な定義はないですが、高級感のある外装とスポーティさを兼ね備えた時計を指します。100万円超えのモデルも多く存在しており、なかなか手を伸ばしにくいのが現状です。
そこで今回は“MonoMax的ラグスポ時計とは何か?”を3つの条件をつけピックアップしてみました。オンオフ使えるデザイン・316Lステンレススチール(※)を採用・20万円以下という三拍子揃った“手が届きやすいラグスポ時計”をセレクトしてみましたので、順に紹介していきます!
※316Lステンレススチールとは
一般的なステンレスよりもハイグレード素材と呼ばれており、腐食性や耐食性に強いのがポイント。汗や水にも強く耐久性もあり、金属アレルギーにもなりにくいという特徴を持っている。
CONTENTS
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1. まずはこれを知ってほしい“ティソ PRX パワーマティック80”
ティソ
TISSOT PRX POWERMATIC 80
¥113,300
20万円以下のラグスポ時計と聞かれたら、まず最初に提案したいのはTISSO(ティソ)のPRXです。そもそもPRXとは1978年にオリジナルモデルが登場し、43年の時を経て2021年にアップデートし発売されたのが今作です。1970年代といえば、ラグスポを広めた巨匠ジェラルド・ジェンタが活躍した時期でもありますし、そんなラグスポ黎明期に登場したPRXであればオススメしないわけにはいけません。
大きな特徴としては、チェッカード・パターンの文字盤に光り輝くホワイトマザーオブパール。光の当たり方でホワイトマザーオブパールの見え方も変わるため、上品さをキープしてくれます。
性別を問わず着用できる35mm径というサイズ感も程よく、小ぶりで品のあるラグスポ時計として着用出来ます。
ダイアルと針にはスーパールミノヴァ®を塗布しており、夜間での視認性も高く使いやすそうです。このクオリティでU12万円というのだから、脱帽です。長く付き合える一本だと思います。
素材:316Lステンレススチールケース、傷防止加工無反射コーティングサファイアクリスタルガラス、ステンレススチールブレス
その他:ケース径35mm、パワーリサーブ最長80時間、10気圧防水、自動巻
問い合わせ:ティソ
TEL:03-6254-5321
URL:https://www.tissotwatches.com/ja-jp/
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この記事を書いた人
スタイリスト小林知典
1982年生まれ、福島県出身。スタイリスト栃木雅広氏に師事し独立。以後、雑誌・WEB・カタログを中心にスタイリングを手掛ける。最近ではアウトドアやインテリアにも興味を持ち、もっぱら収集する日々を送っている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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