最近、クルマ関係のお悩みでかなり多いのがヘッドライトカバーの劣化。白く曇ったようになって見た目が悪いだけでなく、光量もかなり落ちるので安全性も低下してしまう。そのような状態のクルマを街中でもよく見かけるので、レアケースでもないのが深刻だ。
つまり車検に落ちるというか、通せないクルマが続出する可能性もあって、車検整備の一環としてレンズを磨いてコーティングをするか、レンズの素材まで劣化している場合は丸ごと新品への交換となるかもしれない。いずれにしても手間と費用がかかるので頭が痛いところで、みなさんも愛車のヘッドライトを今一度確認してみてほしい。
ただし、全国に10ある運輸局のうち、6つで実施延期となっていて、実施するのは北海道、東北、北陸信越、中国の4つのみ。理由は台数が多いことや周知の問題としていて、延期期間はなんと2年間。つまり延期した地域では次の車検はハイビームでも受検できることになる。準備不足といきなりつまずいた感は否めないのは確かだ。ただ変更されること自体は確定なので、油断は禁物だ。
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ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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