2. エアコンの電気代を最小限に抑えるためには?
部屋の温度を28℃にするためには、エアコンの種類やその日の気温によっては設定温度を25℃など低めに設定しなければならないこともあるかもしれません。どうしても電気代が気になりますが、電気代を最小限に抑えるためにはどうするのが良いのでしょうか。
「エアコンはつけてる間中ずっと同じ電力がかかってるわけではなく、コンプレッサーが稼働するときに消費電力が大きくなります。冷房運転の場合、コンプレッサーが稼働するのは温度を冷やそうとする時。部屋の温度が高く、冷やしたい温度との乖離が大きいほど、消費電力はどんどん大きくなってしまいます」(和田さん)
和田さんによるとエアコンの設定温度は1℃変えるだけで消費電力が10%ほど変わると言われているのだそう!そのため、まずは室温を上げすぎないようにし、目指したい室温との差を減らすことが重要です。
「夏場の場合、部屋の中に熱が流入してくるのは『窓から』が約7割を占めてると言われています。窓から入ってくる熱を防げば室温はかなり下げることができます。遮熱カーテンや遮熱フィルムも有効です。マンションの方は難しいと思いますが、可能なら外から窓の上部につける日よけが理想ですね。カーテンやフィルムだけでは窓自体に集まった熱で窓ガラスが温まり部屋の中が暑くなってしまいますから」(和田さん)
油断しがちなのは普段過ごすリビングなどではなく、寝室。夜寝ようと寝室に行ったら、部屋がもわっとしていたという経験、ありますよね。熱がこもってしまっているところにエアコンで冷やそうとすると余計な電気代がかかってしまいます。エアコンを使う部屋は普段から室温が上がりすぎないよう対策しておきたいですね。
この記事のタグ
この記事を書いた人
ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
Twitter:@KA_HO_MA
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする