MonoMax(モノマックス) Web

モノマックス 人気記事ランキング

「見切り品の刺身は買わない方がいい?」食のプロが伝授!スーパーで役立つ“新鮮な刺身”の選び方

執筆者:

スーパーの刺身

この記事の画像一覧を見る(3枚)

暑さのせいで食欲のない日でもお刺身なら食べられる!という方も多いはず。スーパーでも1人前から手軽に購入できますが、閉店間際の見切り品の中には「これ大丈夫?」と思ってしまうようなものもありますよね。

そこで今回は食の専門家であるスギアカツキさんに「スーパーで刺身を買う時の上手な選び方」について聞きました。

「1000kcal超はヤバいって」ローソンストア100の“賛否両論めし” THE カロリーの新作はコスパもカロパも最強!? コンビニマニアが体当たりレポート!

刺身がマズくなるメカニズムとは

スーパーの刺身そもそもの「刺身の鮮度が落ちる」理由について理解していると、閉店間際の刺身売り場の中でもより良いものを選ぶことができるようになるとスギアカツキさんはいいます。

「刺し身の鮮度が落ちるとマズくなる理由は『魚の油』にあります。魚の油といえばDHAやEPA、オメガ3などを含み身体に良い効果があると言われていますよね。しかし、魚の油の弱点は酸化しやすいことなんです。

オメガ3を多く含む亜麻仁油などは『加熱してはいけない』と言われますが、これは加熱することによって酸素と結びついて酸化してしまうから。油は酸化すると臭くなってしまいます。

特にDHAやEPAを多く含む青魚が日持ちしないと言われるのは酸化しやすい=劣化しやすいからです。青魚以外にもマグロ・ブリ・サーモンもそうですね。マグロは特に油の多いトロの部分は赤身よりも劣化しやすい……これは刺身の状態になっても同じです。

一方で油をあまり含まない白身魚は劣化しにくいです。もし鮮度の良さを重視して閉店間際のスーパーで刺身を選ぶなら、ヒラメやタイなどの白身系を選ぶと良いでしょう」(スギアカツキさん)

この記事のタグ

この記事を書いた人

松本果歩

ライター松本果歩

インタビュー記事から食レポ記事までジャンルを問わず執筆するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり、店長を務めた経験あり。

執筆記事一覧


Twitter:@KA_HO_MA

Website:https://monomax.jp/

モノマックスの記事をシェアする

関連記事

「1000kcal超はヤバいって」ローソンストア100の“賛否両論めし” THE カロリーの新作はコスパもカロパも最強!? コンビニマニアが体当たりレポート!

「大きさ1.2倍なのに価格据え置き」ファミリーマートの看板商品“クリスピーチキン”が嬉しいリニューアル!コンビニマニアがいち早く食べてみた

「夏の風物詩“うなぎ”の絶品天ぷらも!」贅沢具材で満足感すごすぎ……“天丼てんや”の夏限定メニューをグルメ系ライターが実食レポート

ファミマの“復活冷やし麺”がウマすぎる、コスパ最強「100円ローソン」リピ確弁当 ほか【コンビニグルメの人気記事ランキング】(2024年5月版)

「激うま神レシピ」ビールに合いすぎて最高!高円寺メタルめし店主が教える“初夏のアスパラダイス銀河”ってどんなメニュー!?

「平成感がエモすぎて泣ける……」セブン-イレブンで話題の復刻レトロパンが懐かしすぎ!グルメライターが“あの頃”に浸って実食レポート

【最注目のメンズケアブランドを徹底解剖】七つのキーワードからMARO17の魅力を紐解く!

「ロマンあふれる腕時計」ザ・ニシオギの最新作は隕石と天然石で夜空の煌めきと神秘を表現した珠玉の一本

【入荷したら即完売を繰り返す】アタオのギミック財布「チェス」の新作もやっぱり買い!

今月のモノマックス特別付録

「手ぶら派注目の付録」1280円でコスパ最強!4つの仕分けポケットが便利すぎるショルダーバッグ

「手ぶら派注目の付録」1280円でコスパ最強!4つの仕分けポケットが便利すぎるショルダーバッグ