「帰ってきたG-SHOCK」進化に驚くグラビティマスターの新作“GR-B300”はスリムでオン・オフ使いたくなる出来/編集長のお墨付き『コレ買いです』Vol.66
執筆者: 編集長/奥家慎二
最新鋭ステルス機を思わせるケース造形に惚れた!
肝心のデザインや機能についても見ていきましょう。
ケースや文字盤のデザインは航空機やパイロットの世界観をモチーフにしたもの。モードや曜日を示す12時位置のインジケーターや、6時位置のデュアルタイム機能なんかは、まさにコックピットに取り付けられた計器を思わせますね。
9時位置にはジェットエンジンを思わせるディスク針が。アラームのON/OFFやストップウオッチなどこのディスクが回転することで動作状況を教えてくれますし、バッテリーインジケーターとしての役割を担っています。
外周部のフランジから、内側に向けて大きく傾斜させた立体デザインも見もの。それに沿うようにしてレイアウトされたインデックスも印象的で、G-SHOCKが得意とする華飾技術の高さを感じさせます。文字盤中央部に段差を設けてあるのもかっこいいんです。
ベゼルにはメタル素材を用いてタフな印象を高めるとともに、視認性や機能性を向上。そこに樹脂素材もうまく組み込んで、G-SHOCKらしさを印象付けています。
ケースからバンドにかけて、一体的な造形も特徴のひとつ。なんでも、
次世代航空機から着想を得たシームレスなベゼルを組み合わせて力強いフォルムを実現しました。(公式webサイトより)
とのこと。最新鋭ステルス機のような雰囲気が漂っていて、そこがまたいいんです。
ちなみに、ケースやベゼル、バンドにバイオマスプラスチックを採用しているのも進化した点。サステナブルへの配慮も盛り込まれているんです。
このほか機能としては、Bluetooth接続による時刻修正やソーラー駆動による実用性も実現。常に正確な時刻を表し、頻繁に止まることもないという、時計として頼もしい性能を備えています。
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この記事を書いた人
編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
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