イタリアが世界に誇るスタイリッシュなスクーターブランドとして知られているベスパ 。伝統を受け継ぎつつも、時代の流れに対応した進化を遂げ、ネオクラシックなスクーターとしてファンも多い。そんなベスパが展開するシリーズの中でも長年愛されてきいるのが「スモールボディ」シリーズの「プリマベーラ」と「スプリント」。
現在、この両モデルは、サイズ感やエンジンを維持しつつも、様々な美的要素を採り入れることで、各モデルのキャラクターをより際立たせ、独自性とプレミアム性をアップさせている。気軽に扱うことができ、実用性とデザイン性を兼ね備え、さらに所有感も満たしてくれる、そんなモビリティが欲しいという人にはきっとマッチするモデルとなっている。
CONTENTS
EVになった“フィアット600”を試乗レポート、「優雅さと品格が際立つ」マツダの新フラッグシップSUV ほか【クルマの人気記事ランキングベスト3】(2024年10月版)
時代に流されないシンプルさが魅力のプリマベーラ
1968年から販売が続いているロングセラーのプリマベーラ。時代の流行に左右されないシンプルなデザインが特徴で円形のヘッドライトもポイント、スチールモノコック構造のスモールボディに125ccと155ccの2種類の空冷単気筒3バルブのi-getエンジンを搭載している。
新たなモデルは、ベスパの特徴的なパーツの一つであるフロントパートのネクタイ(ステアリングコラムカバー)とホーン用スリットを新たな形状&仕上げとしてアップデート、また新デザインのバッテリーカバーや新形状の5本スポークデザインのアルミホイールを採用し、座り心地と質感を兼ね備えたシートも装備。
さらに新型は前後のウインカーがLEDとなり、LEDテールランプも新たなデザインが採用されている。フルLEDライティングシステムとなり、夜間における車両の視認性が向上し、さらに盗難防止システムとフロントディスクブレーキ+ABSによって安全、安心をライダーに与えてくれる。昨今の車両装備では必須となっているUSB充電ポートももちろん備えている。
この記事のタグ
この記事を書いた人
ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
Instagram:@freerider1226
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする