「即完売の復刻モデルも再登場」50周年を記念“カシオ初”のブランド横断限定カラー時計を徹底解説【2024年上半期ヒットモノ大賞】
執筆者: MonoMax編集部
2024年上半期に世の中で大ヒットした商品の中から、「価格以上の価値を持つモノ」だけを厳選。今回のテーマは腕時計。国内3大時計ブランドが軒並み周年を迎え、特別感にあふれるモデルが続々登場していた中、特にカシオは要チェックです!
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2024年上半期の時計業界は?
「メリハリ消費」とも呼ばれる消費の二極化は、時計業界でも顕著だ。それも購買対象がグローバルに広がるジャンルであるため、慢性的な円安の影響を受け、高級ブランドの時計の価格はものすごい勢いで高騰。ボーナスをはたいても一般サラリーマンでは買えない“雲上モデル”が増えている。ただ、「いい時計を買いたい」という時計好きの購買意欲は冷めておらず、二極化とはまた別の「手が届く価格でいて価値も感じる時計」を求める動きが生まれている。
そうした動きが目指した先の好例が、アニバーサリーモデルだ。なんらかの周年を記念して作られた時計にはブランドとしてのパフォーマンスが遺憾なく発揮されているし、その多くが限定であることから希少性という付加価値も得られるからだ。
たとえば今年腕時計50周年を迎えたカシオでは、同一企画としてはじめてブランドを横断させた限定のアニバーサリーシリーズを展開。得意とするCMF(カラー、素材、仕上げ)で「空と海」を表現するとともに、原点であるカシオトロン初号機の復刻を果たし、好事家たちからの注目を集めた。カシオが誇る技術を余す所なく注ぎ込んでいるだけにデザインや機能のクオリティは高く、特別感は相当なもの。雲上でも安価でもない時計を模索するユーザーにとって、このプレミアム感はかなり魅力的に映るはずだ。
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